ジェーン・オースティン

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高慢と偏見 上

ジェーン・オースティン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334752408
ISBN 10 : 4334752403
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

はつらつとした知性を持つエリザベスと姉妹たちは、近所に越してきた裕福で朗らかな青年紳士とその友人ダーシーと知り合いになる。ダーシーの高慢な態度にエリザベスは彼への嫌悪感を募らせるのだが……。すれ違いの恋を笑いと皮肉たっぷりに描く、英国文学の傑作、香気あふれる決定訳登場。

Content Description

溌剌とした知性を持つエリザベスと温和な姉ジェインは、近所に越してきた裕福で朗らかな青年紳士ビングリーとその友人ダーシーと知り合いになる。エリザベスは、ダーシーの高慢な態度に反感を抱き、彼が幼なじみにひどい仕打ちをしたと聞き及び、彼への嫌悪感を募らせるが…。

【著者紹介】
ジェイン・オースティン : 1775‐1817。イギリスの小説家。ハンプシャー州スティーヴントン村の牧師一家に生まれる。兄弟が多く、ジェインは充分な学校教育は受けられなかったが、家庭教育と読書で教養を身につけた。11歳で習作を書き始め、「人生は奇想天外な設定ではなく自分の身の周りにこそある」と、中産階級の人々の生活を好んで描いた。『高慢と偏見』は20歳で書きあげて17年後の1813年に刊行され、『分別と多感』(1811)とともにたいへんな人気を呼び、時の摂政皇太子も愛読したという

小尾芙佐 : 1932年生まれ。津田塾大学英文科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 紅はこべ

    新潮、岩波、中公、ちくまに続いて。珍しく女性の訳者。リジーちゃんとか、お母上とか呼び方に違和感。100分de名著で、エリザベスがコリンズを嫌うのは彼に自分と似たところを無意識に見出しているからという指摘に衝撃。エリザベスにそこまでの上昇志向は感じたことないけど。ミセス・ベネットへの印象は最近変わった。確かに利己的で俗物でさもしいが、娘達への愛は確か。気の合わないエリザベスも愛している事に変わりない。夫の下の三人への無関心との違いが明らか。何かこの訳のエリザベスは人が悪い。

  • ハイク

    1800年頃の英国の恋愛物語である。田舎町ロンボーンに住むベネット家は夫婦と女ばかり5人姉妹の家族である。主人公のエリザベスは次女で20歳である。母親のベネット夫人は娘達に金持ちの婿との結婚を望んでいた。そんなときに近所に独身資産家のビングリー氏が別荘を借り移ってきた。そして早速 舞踏会を開いたそこにはダーシーというビングリー氏の友人も参加していた。この後牧師のコリンズ、ウィカム大佐等が登場する。年頃の男女のが現代と大きな違いはなく進行していく。 上巻の読み所はダーシーがエリザベスに宛てた手紙であった。

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    溌剌とした知性を持つエリザベスと温和な姉ジェインは、近所に越してきた青年紳士ビングリーとその友人ダーシーと知り合いになるが… ■なにこれ!面白いじゃないの♪ 読書会の課題本で読み始めました。200年前のラブコメ小説と聞き及んでましたが、人の世と心情をよく描いていて、恋愛小説に然程興味のない人(私)にも むちゃむちゃ面白いです。流石古典名作は読ませますね。■下世話な人に悩まされるのは現代も同様ですよね。上巻まで読んで今のところ 推しは、エリザベス、ダーシー、ジェイン、ビングリーの順です。(1796年)(→続

  • コットン

    『高慢と偏見とゾンビ』と『高慢と偏見、そして殺人』は読んでいるのに本家は読んでいないという不届き者です。やっぱりダーシーとエリザベスの関係が気になりますよね〜♪

  • アナーキー靴下

    間違いなく少女漫画の礎となったであろう恋愛ドラマ。原点に対して失礼ではあるが、展開だけ追うならどこかありふれていて苦痛さえ感じるし、一人一人の登場人物もそこまで魅力的とは思えない。しかし登場人物同士がぶつかり合うときの輝きはいったいどうしたことだろう! 誰も彼もありふれた人物だと思うのに、その人物同士が語り始めると、途端に輝き始めるのだ。お互いを輝かせる相手を配置した作者の妙だろうか。とはいえ登場人物からはまったくわざとらしさを感じない。家族や、恋に落ちる相手というのは、現実としてこうなるのだろうか。

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