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Sym.29 / 3 / 4: Klemperer / Danish Royal Opera

Mozart / Beethoven / Brahms

User Review :5.0
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SBT2242
Number of Discs
:
2
Format
:
CD

Product Description

ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番、交響曲第3番《英雄》、ブラームス:交響曲第4番、モーツァルト:交響曲第29番
オットー・クレンペラー指揮デンマーク王立歌劇場管弦楽団

初登場となるライヴ音源。クレンペラー得意のレパートリーが集められています。収録日は《英雄》が1957年4月26日、その他が1954年1月28日。クレンペラー絶頂期、覇気に満ちた演奏をおこなっていた頃のコンサートを収録したものです。音質もモノラルとしては情報量の多い良好なもので、各パートがよく聴こえるというクレンペラー・サウンドがしっかりと確認できるのが嬉しいところ。ARTリマスターでおなじみのポール・ベイリーによるパワフルな音調の再現ぶりはなかなかのものと言えるでしょう。

 アルバム冒頭、《レオノーレ》は実測時間13分19秒という速めのテンポによる演奏で、その精悍な表情、圧倒的なエネルギー・レヴェルの高さはまさに実演のクレンペラー。コーダのスピード感と力強さも印象的です。
 モーツァルトの交響曲第29番もクレンペラーが得意としたレパートリー。ここでも意外なほどの気品に満ちた旋律処理や、折り目正しい拍節感がこの作品の魅力をよく伝えてくれています。
 ブラームスの第4交響曲も優れた演奏ですが、収録時期とオケの特質もあってか、この演奏の力感には素晴らしいものがあります。パウゼに驚く第3楽章スケルツォでは、やる気満々のクレンペラーの掛け声まで聞こえてくるほどで、きわめて豪快なフィナーレも含めて、女性的第4番とは対極にある姿を示していて見事です。
 《エロイカ》は実にこれが8種類目。造型の厳しさはいつも通りながら、実演ならではの動的なテンポ感、表現の振幅の大きさはさすがで、全体を支配する強い緊張感と相まって無類の感銘を与えてくれます。この粗野なまでの迫力、穏やかさや柔和さの欠如ぶりはまさにベートーヴェンそのもの、とでも言いたくなるホットな名演です。

Track List   

クラシック曲目

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  • Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
    Symphony no 3 in E flat major, Op. 55 "Eroica"
    Performer :

    Conductor :
    Klemperer, Otto
    Ensemble  :
    Royal Danish Orchestra
    • Period : Classical
    • Style : Symphony
    • Composed in : 1803, Vienna, Austria
    • Language :
    • Time : :
    • Recorded on : , [Studio]
  • Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
    Leonore Overture no 3 in C major, Op. 72a
    Performer :

    Conductor :

    Ensemble  :

    • Period : Classical
    • Style : Overture / Opera
    • Composed in : 1805-1806, Vienna, Austria
    • Language :
    • Time : :
    • Recorded on : , [Studio]

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Comprehensive Evaluation

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数あるクレンペラーのエロイカの中でこの演...

投稿日:2020/10/13 (火)

数あるクレンペラーのエロイカの中でこの演奏がベストでしょう。

LFA さん | 千葉県 | 不明

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エロイカのみの評価 推進力、音の持つエネ...

投稿日:2014/11/24 (月)

エロイカのみの評価 推進力、音の持つエネルギー、芯の太さ、スケールの大きさ、アタックの強さ、どれをとっても素晴らしい。とにかく音楽の持つパワーは桁外れ。 特にアタックはスタジオ録音では弱く、どうしても生煮えな感じが拭えなかったが、ここではちょっとビックリするくらい強い、というか激しい。 それに、ティンパニの叩きっぷりはハンブルクのベト7のように尋常じゃない強打。 聴いていて、始終圧倒され、興奮させられました。 個人的にはフルトヴェングラー以上に好きです。今では聴けない超骨太な演奏です。 しかし、なぜこんな録音が今まで世にでなかったのか、不思議でならない。

ムラファン さん | 大阪府 | 不明

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またまたクレンペラ-にやられてしまった。...

投稿日:2005/10/30 (日)

またまたクレンペラ-にやられてしまった。先の6番に続いて風雷暴氏ではないが2打席連続の場外ホームラン。これではもう黙るより他に手は無し。通常感興があきらかに減ることの多い第4楽章についても全く弛緩することなく充実しきった演奏で大団円となる。まあまるで人様のレヴュ-をパクッた様で後味が良くないが感じたままを書いたまで。こうなったっらどんどん未発掘の音源(やはりライヴ)を引っ張り出してきて頂きたい。毒を食らわば皿まで?である。

いやみなぶらいあん さん | 世田谷区 | 不明

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