CD

String Quartets.14-23: Vienna.sq

Mozart (1756-1791)

User Review :3.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CMSE151
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ウィーンSQ結成25周年で発売されたアルバム。5枚組と2枚組・1枚物はすべて同じ演奏(第15〜18番は既出)。第14,19〜23番が彼らの再録音。演奏は実に素晴らしい。情緒的にすぎない適度な甘さと自然な息使いのアンサンブルの妙。初めての人でも5枚組をすすめたい(こちらの方がお買得でもあるし)。決してうるさくない録音も、本当にホッとする。(林)(CDジャーナル データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
☆
☆

3.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
第14番から最後の第23番までの10曲の弦楽四...

投稿日:2013/02/24 (日)

第14番から最後の第23番までの10曲の弦楽四重奏曲はモーツァルトのなかではずせません。LPはアマデウスSQで親しみました。バリリSQやウィーン・コンツェルトハウスSQの盤があったが、ステレオ信仰がVPO教にうち勝ったのです。が、71年来日記念のウィーン室内合奏団の第14番・第19番のLP(ステレオ)には驚倒しました。これほど録音の良いLPはないと思います。録音だけではなく演奏自体が、4人の天使が飛び交うごとき水際立ったものなのです。そのときのメンバーはそらで言えます。ヘッツェル(第1Vn)、ヒューブナー(第2Vn)、シュトレンク(Va)、スコチッチ(Vc)です。70年代後半になるとフィルハーモニカー系の室内楽団体で登場してきたのがこのウィーンSQです。RCAのハイドンの弦楽四重奏曲(皇帝など)のLPを1枚購入したが、その後おっかけることはありませんでした。なぜなのか、この商品を聴いて思い出しました。この団体はVaとVcがウィーン・コンツェルトハウスSQ団員であったことでもわかりますが、64年結成のその後継です。結成当初のメンバーでの演奏は75・76年の第15番から第18番の4曲です。他は第1Vnのヒンク(74年からコンマス)だけが生き残っている89・90年の演奏です。そのヒンクやVcの音に艶がなく追う気がおこりません。音の幅がないというか4名から音が拡がりません。最もまずいのは強弱が鈍く、リズムが重い。総じて、生き生きした感じに乏しく盛り上がるべきところで全てはずしていると思える。いい意味で雑作もないという自由さがみられません。1楽章最後のジャジャンだけ妙にはっきり聴こえるのはこちらもやれやれと感じているせいか。どちらかというと75・76年のほうが89・90年よりマシに思います。録音も違うし、LPとはだんちのチャチな再生装置で聴いていることもあるかもしれませんが、ウィーン室内合奏団盤の生動感がないのです。少なくともモーツァルトの愉悦感を味わいたい方にアマデウスSQ盤よりこちらをお薦めするわけにはまいりません。

西荻椿山 さん | 東京都 | 不明

3

Recommend Items