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Sinfonia Concertante K.364, 297b : Marriner / Orquesta de Cadaques

Mozart (1756-1791)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TD0017
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Wolfgang Amadeus Mozart (1756 - 1791)
Simfonia Concertant K.364
Simfonia Concertant K.297b

Ludwig Muller, violin
Caroline Harrison, viola
Christopher Cowie, oboe
Joan Enric Lluna, clarinet
Susan Dent, horn
David Tomas, fagot
Orquestra de Cadaques
Sir Neville Marriner, conductor

Recorded 22-24/01/2004

Customer Reviews

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マリナーのCDは再生が難しいものが多い。ま...

投稿日:2011/12/30 (金)

マリナーのCDは再生が難しいものが多い。またマリナーは何でも屋の指揮者でありその評価もまちまち。真の実力があるのかどうか、正しい評価を受けているのかどうかも定かではない。ただ、演奏は無難。ソリストの伴奏専門の個性なき三流指揮者という評もある。このCDも詰まった音色、キンキンする管楽器の音になりやすい。しかし、うまく調整すると広がりのある素晴らしい音色CDにオオバケする。マリナーの評価そのもののようなCDである。腕に覚えのある方は挑戦してみてはどうか。

ビジー さん | 兵庫県 | 不明

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弦の協奏交響曲と管の協奏交響曲1枚に収め...

投稿日:2009/11/29 (日)

弦の協奏交響曲と管の協奏交響曲1枚に収められた盤は絶妙の選曲だと思うのだが、意外と種類が少ない。管のほうがモーツァルトの真作ではない(少なくとも別人の編曲または加筆がある)というのが定説になったためとも言えるが、実際の理由は、最近のCD製作が協奏曲の場合、人気ソリスト中心に行われるようになったせいではないか。弦の協奏交響曲ではVnやVlaの有名ソリストで売ろうという盤、管ではObやClの人気ソリストで売ろうという盤が製作されることになる。となれば当然、余白には同じソリストによるモーツァルトか他の作曲家の協奏作品がが収録されることになり、弦・管が1枚で揃う盤が製作されなくなる。残念なことである。とはいえ、弦・管が1枚で揃う盤で、現在でも演奏スタイル、録音ともに古さを感じさせない盤として、我々にはベームがベルリンフィルの首席奏者たちをソリに据えた永遠の名盤がある。一生これだけ聴いていればよいようなものだが、たまには小編成のオーケストラによる室内楽的な演奏も聴きたくなる。そこに1990年代になってオルフェウス室内管弦楽団の盤が出た。活きのいいストレートな演奏だ。しかし難を言えばソリもオケも音が荒く、優雅さに欠ける。愛聴盤とするには足りない。いつか、小編成ならではの各声部の細かいバランスへの配慮、しなやかなテンポ変化、ソリとオケとの親密な対話が聴ける・・・そんな盤は出ないものかと待っていたところに、マリナーがスペインの新興楽団を振った当盤の存在を知った。オケが無名なためかレーベルのせいか日本では全く話題になっていないが、マリナーの名を信じてさっそく購入。音色、録音はこれぞモーツァルトという透明でまろやかなもの。マリナーのテンポどり、声部バランスのとり方はほれぼれするほどの完成度。マリナー先生御健在でしたか、ありがとうございます、と感謝である。さて、オケ同様に無名のソリストたちだが、Vnは硬質で透明な音色、アタックが丁寧でヴィブラート控え目というモーツァルトにうってつけの奏者。Vlaはくすんでいながら密度の濃い、これぞVlaといった音色で雄弁に聴かせる。管のソリストを配置左から評すると、Obは以前から名の通った英国の名手だが、腕は衰えていない。ヴェテランらしく配慮の行き届いたフレージングを聴かせる。FgもVla同様、これぞFgという音色でのびやかに歌う。Hrの女性奏者の木管的で繊細な演奏はFgとduoになったときなど驚くほどの効果を上げる。最後にClだが、この人だけはいけない。音色的にも音量的にもでしゃばりすぎだ。休んでいて入ってくる際のアウフタクトをやたらと大音量で演奏するのは音楽性を疑う。実際の音量バランスがこんなだったとしても、録音エンジニアがもっとClをしぼってHrを持ちあげてくれれば、かなり理想的な盤になっただろうに、と惜しまれてならない。耳障りなClで★ひとつ減だが、2曲合わせた総評としては「ついに出た室内楽編成の第1級盤」と言える。

ニャンコ先生 さん | 栃木県 | 不明

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