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Piano Concertos Nos.20, 23 : Entremont(P)J.Entremont / Frankfurt Radio Symphony Orchestra (1957)

Mozart (1756-1791)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
VEL3161
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

フィリップ・アントルモン20代前半の録音
指揮はなんと父ジャン・アントルモンで
ライネッケ作曲のロマン的なカデンツァ(20番)にも注目


モーツァルト弾きとして知られる巨匠、フィリップ・アントルモンの最初期録音。曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲第23番と第20番で、以前、コンサートホール・レーベルからリリースされていたこともあった演奏です。
 指揮はなんとフィリップの父、ジャン・アントルモンで、録音されたのは1957年とのことですからフィリップがロン=ティボー国際コンクールで最高位(1953年)を得た4年後、23歳の時の演奏ということになります。テクニックは言わずもがなで、玉を転がすようなタッチと格調高い音楽性、そして歌うように自由自在に弾くフィリップのこの演奏を聴くと、20代のときからすでにアントルモンの演奏スタイルが確立されていたことがわかります。
 またカデンツァにも注目。第20番ではドイツの作曲家カール・ライネッケ作曲のカデンツァを演奏しております。この曲はベートーヴェンのカデンツァがあまりに有名で、その存在から別のカデンツァを弾かれることはそう多くはありません。第1楽章のカデンツァではベートーヴェンのカデンツァに引けを取らないボリュームです。また第3楽章のカデンツァでは同楽章のテーマから第2楽章のテーマへと自然に移行し、やがてニ長調に転じていく構成で、ベートーヴェンのカデンツァに慣れ親しんでいる方には非常に新鮮な感覚をあたえます。父、ジャン・アントルモンの好サポートのもとフィリップの溌剌とした演奏は、単にテクニックだけに走ることのない充実の内容で、アントルモンの代表盤がまた一つ誕生したと言えましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
モーツァルト:
・ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488(カデンツァ:モーツァルト)
・ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466(カデンツァ:ライネッケ)

 フィリップ・アントルモン(ピアノ)
 フランクフルト放送交響楽団
 ジャン・アントルモン(指揮)

 録音時期:1957年
 録音場所:フランクフルト、ヘッセン放送のスタジオ
 録音方式:モノラル

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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