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Complete Piano Concertos : Alfred Brendel(P)Neville Marriner / Academy of St.Martin-in-the-Fields (10CD)

Mozart (1756-1791)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4802599
Number of Discs
:
10
Label
:
Format
:
CD
Other
:
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Product Description


巨匠ピアニストが14年にわたり理想の共演者と行ったモーツァルト協奏曲録音を集大成
CD10枚組ボックス・セット


20世紀から21世紀にかけての最も偉大な音楽家のひとり、アルフレート・ブレンデルとサー・ネヴィル・マリナー指揮するアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF)によるモーツァルトのピアノ協奏曲全集(第5番〜第27番)がデッカより発売されます。CD10枚組ボックス・セット。1971年から1984年にかけての録音がまとめられました。ブレンデルが作曲家とその作品を深く理解し、それぞれの協奏曲にすべての芸術的関心を注いでいることは、その演奏から明らかです。マリナーとASMFは理想の共演者で、この著名な室内管弦楽団は清澄で洗練された響きで聴衆を魅了します。これはピアニストと指揮者の見事なかけあいをそれぞれの協奏曲で味わうことのできる喜びに満ちた録音集です。
 アルフレート・ブレンデルはモラヴィア出身のオーストリアのピアニスト。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、シューマン、そしてリストの卓越した演奏で知られる一方、優れた文筆家、詩人でもありました。彼の音楽的才能は音楽以外の興味や関心から大きな影響を受け、書くことがブレンデルにとって常にインスピレーションと表現の源でした。また「笑うこと」を好きなことのひとつに挙げていますが、それは特にハイドンや彼の好きなベートーヴェンの演奏で思いがけないユーモアの要素を際立たせるという稀有な才能として表れています。

「ブレンデルのアーティキュレーションとペダルの使い方は最高の賛辞に値する。彼の演奏には深みと自信、そして圧倒的な正確さがある」〜グラモフォン誌(輸入元情報)

ブレンデル円熟期の傑作。全集としてリリースされた際には、グラモフォン・アウォードを受賞するなど世界各国で高い評価を獲得した定番セット。この全集にはモーツァルトが作曲した23のピアノ協奏曲すべてが収録されており、それら数々の名曲が「PHILIPS」による自然で優れた技術でレコーディングされているのは大きなメリットでもあります。
 ブレンデルの細部まで磨かれた美しく安定したピアノ、マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団の丁寧でバランスの良いオーケストラ演奏も、作品の魅力を味わうのに申し分の無い組み合わせであり、この全集が、数あるモーツァルトのピアノ協奏曲全集の中にあって、いまだに代表的な存在であり続ける大きな理由ともなっています。(HMV)

【収録情報】
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175
2. ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238
3. 2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 イモージェン・クーパー(ピアノ:3)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1984年12月(1,2)、1977年10月(3)、ロンドン

Disc2
1. 3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.242『ロドロン』(2台ピアノ版)
2. ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246『リュッツォウ』
3. ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 イモージェン・クーパー(ピアノ:1)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1984年12月(1)、7月(3)、1983年12月(2)、ロンドン

Disc3
1. 1-3) ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノム』
2. 4-6) ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
3. 7) ピアノとオーケストラのためのコンサート・ロンド イ長調 K.386
(E.スミス&ブレンデルによる補筆完成版)

 アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1978年7月(1)、1970年9月(2)、1975年12月(3)、ロンドン

Disc4
1. ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415
2. ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
3. ピアノとオーケストラのためのコンサート・ロンド ニ長調 K.382

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1978年6月(1)、1970年9月(2)、1975年12月(3)、ロンドン

Disc5
1. ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
2. ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
3. ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1978年6月(1)、1981年5月(2)、1984年7月(3)、ロンドン

Disc6
1. ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
2. ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1974年12月(1)、1971年6月(2)、ロンドン

Disc7
1. ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
2. ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1973年6月(1)、1981年5月(2)、ロンドン

Disc8
1. ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
2. ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1975年12月(1)、1971年6月(2)、ロンドン

Disc9
1. ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
2. ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1973年6月、ロンドン(1)、1978年1月、ストラスブール(2/ライヴ)

Disc10
1. ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
2. ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595

 アルフレート・ブレンデル
(ピアノ)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:1983年12月(1)、1974年12月(2)、ロンドン


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Comprehensive Evaluation

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ピュアで美しいペライアの全集に比べると、...

投稿日:2017/02/17 (金)

ピュアで美しいペライアの全集に比べると、ブレンデルのはクールで考え抜かれた演奏だがどちらも最高。短調の二曲が優れていると思うが、24番は特に迫真の名演。第3楽章は指揮者がいた方がいい。マリナー指揮のオーケストラも大変に優れている。フィリップス社の全盛期の録音が素晴らしい。

poo さん | 奈良県 | 不明

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あっさり目のモーツァルト。オケは十分に歌...

投稿日:2015/12/25 (金)

あっさり目のモーツァルト。オケは十分に歌っていますが、それに比べてピアノはフレージングやアーティキュレーションが少し物足りない印象です。

黒龍 さん | 大阪府 | 不明

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モーツァルトの音楽は、あまり個性的な演奏家でも...

投稿日:2012/11/15 (木)

モーツァルトの音楽は、あまり個性的な演奏家でも、平凡な演奏家でも、物足りません。ピアノなら少女に弾いてもらいたいような妄想に駆られる魅惑的な音楽でありながら、非常に演奏家を選ぶのがモーツァルトの音楽だと思います。 協奏曲の全集と呼ばれるものを録音したピアニストはそんなに多くはないですが、「音を綺麗に、正確に鳴らす」という点に於いては、このブレンデル盤が最高のセットではないのではないかと思います。 もっとも、モーツァルトの音楽には、演奏家の個性は必要ではなく、その演奏家が「音を綺麗に、正確に鳴らす」という事が最も大切だと思います。

れいくー さん | 奈良県 | 不明

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