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Sym.3, 4: Abbado / Lso

Mendelssohn (1809-1847)

User Review :4.5
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
427810
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Track List   

クラシック曲目

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  • Felix Mendelssohn (1809 - 1847)
    Symphony no 3 in A minor, Op. 56 "Scottish"
    Performer :

    Conductor :
    Abbado, Claudio
    Ensemble  :
    London Symphony Orchestra
    • Period : Romantic
    • Style : Symphony
    • Composed in : 1842, Germany
    • Language :
    • Time : :
    • Recorded on : 1985, [Studio]
  • Felix Mendelssohn (1809 - 1847)
    Symphony no 4 in A major, Op. 90 "Italian"
    Performer :

    Conductor :

    Ensemble  :

    • Period : Romantic
    • Style : Symphony
    • Composed in : 1833, Germany
    • Language :
    • Time : :
    • Recorded on : 1985, [Studio]

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Comprehensive Evaluation

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アバドの指揮する独墺系の作曲家による楽曲...

投稿日:2011/09/17 (土)

アバドの指揮する独墺系の作曲家による楽曲については、そのすべてが名演とされているわけではないが、その中で、メンデルスゾーンについては、既に録音された演奏のすべてが名演との評価を得ている数少ない作曲家であると言える。本盤には、アバドが1980年代にロンドン交響楽団とともに録音(1984、1985年)したメンデルスゾーンの交響曲全集からの抜粋である、交響曲第3番と第4番がおさめられている。アバドは、本演奏の約20年前の1967年にも、ロンドン交響楽団とともに交響曲第3番及び第4番を録音(英デッカ)しており、それも当時気鋭の指揮者として人気上昇中であった若きアバドによる快演であったが、本演奏の方が円熟味など様々な点からしてもより素晴らしい名演と言えるだろう。また、アバドは1995年にも、ベルリン・フィルとともに交響曲第4番をライヴ録音(ソニークラシカル)しており、それは実演ならではの熱気溢れる豪演に仕上がっていることから、第4番に限っては、1995年盤の方をより上位に置きたいと考える。それはさておき本演奏についてであるが、本演奏の当時のアバドは最も輝いていた時期であると言える。ベルリン・フィルの芸術監督就任後は、借りてきた猫のように大人しい演奏に終始するアバドではあるが、この時期(1970年代後半から1980年代にかけて)に、ロンドン交響楽団やシカゴ交響楽団、そしてウィーン・フィルなどと行った演奏には、音楽をひたすら前に進めていこうとする強靭な気迫と圧倒的な生命力、そして持ち前の豊かな歌謡性が融合した比類のない名演が数多く存在していたと言える。本盤の演奏においてもそれは健在であり、どこをとっても畳み掛けていくような気迫と力強い生命力に満ち溢れているとともに、メンデルスゾーン一流の美しい旋律の数々を徹底して情感豊かに歌い抜いていると言えるところであり、その瑞々しいまでの美しさには抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。重厚さにはいささか欠けているきらいがないわけではないが、これだけ楽曲の美しさを堪能させてくれれば文句は言えまい。いずれにしても、本盤の演奏は、アバドが指揮した独墺系の音楽の演奏の中では最高峰の一つに位置づけられる素晴らしい名演と高く評価したいと考える。音質は本従来CD盤でも十分に満足できる高音質であるが、先日発売されたSHM−CD盤は、若干ではあるが、本従来CD盤よりも音質がより鮮明になるとともに、音場が幅広くなったように思われる。アバドによる素晴らしい名演をできるだけ良好な音質で聴きたいという方には、SHM−CD盤の方の購入を是非ともおすすめしておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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アバド/LSOによるメンデルスゾーン交響曲全...

投稿日:2010/08/02 (月)

アバド/LSOによるメンデルスゾーン交響曲全集から分売。スコットランドではシンフォニックな迫力より端正な面を強調したした演奏で、メンデルスゾーンとの相性も良いと感じます。提示部は反復を実行しています。第2楽章が極めて美しく、瑞々しい感じが印象に残ります。第4楽章では最後のフェルマータがやや力不足なのが少し惜しまれます。4番は、後にソニーにBPOでライブ録音してますが、私個人としては当盤のはつらつとした演奏の方が好きです。南国イタリアですがから、こう言う演奏の方が渋みを帯びた演奏よりは良いと思います。もっとも最後はイ短調で終わってしまうのですが。CDが世に出た頃の初期の録音で、しかもメンデルスゾーンで、ロンドンの大き目のホールでの録音のためか低音が不足気味なのが残念です。OBPIでのリマスターを望みたいです。

kura-ota さん | 不明 | 不明

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アバド若き頃のLSOとのメンデルスゾーン交...

投稿日:2008/07/04 (金)

アバド若き頃のLSOとのメンデルスゾーン交響曲、若いっていうことは指揮者にとっても 武器である時期があるようです。これだけ溌剌と演奏された盤を聴くと老指揮者(何歳から「老」なのか?はいろいろ議論有り)が録る余地が無くなりはしないでしょうか。アバドは同じオーケストラと同曲を 録り直していますが果たして 評者レビューは如何?いずれにしてもこの盤は新鮮な息吹を 聴く者にも吹きかける名盤であり、アバドのBPO時代、そして現在と決して自他共に100%肯くわけにはいかないある種のジレンマが見えるだけに「若さの良さ」を感じた次第です

一人のクラシックオールドファン さん | 芦屋 | 不明

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