CD Import

Sunrise

Masabumi Kikuchi / Thomas Morgan

User Review :3.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
52789555
Number of Discs
:
1
Label
:
Ecm
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

An ECM debut from Masabumi Kikuchi and a last session from the great Paul Motian. Motian and Kikuchi were friends for many years and Paul understood the idiosyncrasies and the wayward charm of the Japanese pianist's highly personal style perhaps better than anyone. The trio - completed by Zen bassist Thomas Morgan - makes new art out of the interactive free rubato ballad. A strangely beautiful album that will surely garner much critical attention.

Track List   

  • 01. Ballad #1
  • 02. New Day
  • 03. Short Stuff
  • 04. So What Variations
  • 05. Ballad #2
  • 06. Sunrise
  • 07. Sticks And Cymbals
  • 08. End Of Day
  • 09. Uptempo
  • 10. Last Ballad

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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正直な感想は、自分にとっては何とも苦々し...

投稿日:2012/03/29 (木)

正直な感想は、自分にとっては何とも苦々しい印象だ。菊池も好きだったし、何よりECMが好きなので、迷わず購入したが、聴いている途中で何度もストップ・ボタンを押したい衝動に駆られた。我慢して最後まで聴く作品は久しぶりだ。 内容に関しては、想像とはまったく違っていた。これはよくあること。 しかし、一番ヒドいのはキース・ジャレットばりの叫び声だ。いや、キースよりもかなり不快に感じる。これが耳について、演奏に集中する余地を与えてくれなかったようだ。 ECMからこの作品が出たことが驚きかもしれない。最近は間口が広がった感のECMだが、自分が今まで聴いてきたECM作品の中でも極めて異質な演奏。曲全体が、始まりも終わりも唐突過ぎるし、終始フリーフォームで、心を捉えるものがない。むしろフリーは好きなのだが、三位一体となった相乗効果も感じられなかったし、他の二人の魅力も活かされていないようで、とにかく違和感しか残らない。消化の悪いものを食べてお腹を下した時のようだった。もう二度と食べたくないというような。 この作品を味わうのには、自分にとっては忍耐しかなかったのが残念。何か救いがあるかと期待をした自分が悪いのだ。 以前聴いた、菊池とポールが組んだトリオ作品とはまったく違う印象。 今は亡きポールの遺作ということで、せめて星をあげさせてほしい。ポールの演奏は、ポールそのものだったから。

Hally さん | 東京都 | 不明

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話題騒然の菊地雅章ECMデビュー盤。菊地氏...

投稿日:2012/03/28 (水)

話題騒然の菊地雅章ECMデビュー盤。菊地氏は1939年生まれなので、まさに待望のと言っていい作品。これほど日本にファンの多いECMレーベルなのに、何故か日本人がリーダーのJAZZアルバムは、傍系のJapoから1979年に発売された加古隆TOK・Paradoxのみだと思います。本作は2009年9月はニューヨークでの録音。発売までにタイムラグがあるECMらしいといえばそれまでですが、世に出るきっかけがPaul Motianの逝去にあるとしたら、こちらも悲しみが増すばかり。日本人としては、本作の素晴らしさを多くの音楽ファンに喧伝し、欠番になっているという菊地氏本人のソロアルバムのリリースにつなげたいものだと思います。さて、何が素晴らしいのかと言えば、それはやはりピアノの語り口の美しさでしょう。さすがにECM。菊地氏の詩心を究極まで追い詰めていくような録音技術が光ります(いつもの唸り声も極力奥の方に閉じ込めている)。例によって?、Motianのドラムスは必要最小限のアクセント(存在感のある)を全体の中に散りばめて効果的。そして、John Abercrombie Quartetで頭角を現したThomas Morganのベースがピアノに寄り添うように佇んでいます。いわば、垂直感覚のピアノトリオですね。いかにもECMらしいジャケットにも好感がもてます(それが日本人画家の作品なので愛着もひとしお)。星の数は10です。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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