SACD

Symphony No.2 : Vladimir Jurowski / London Philharmonic & Choir, Kucerova, Stotijn (2SACD)(Hybrid)

Mahler (1860-1911)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
AVCL25935
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

マーラー:交響曲第2番『復活』(2SACD)
ヴラディーミル・ユロフスキー&ロンドン・フィル


2017年のクラシック音楽界、最大の話題となること確実な、ヴラディーミル・ユロフスキー&ロンドン・フィルの初来日を記念して、「LPO Live」音源を発売! 第七弾はマーラー:交響曲第2番『復活』!

この『復活』はすごい!
ユロフスキーとロンドン・フィルは、速めのテンポを基調に、マーラーの楽譜に書き込まれた詳細な指示を忠実かつ強烈に実行。息を呑むようなドラティックな場面を次々と繰り出しつつ、一瞬として停滞することのない奔流のような推進力で聴くものを引き込みます。ユロフスキーの圧巻の統率力、テンシュテット以来かと思われるロンドン・フィル渾身の演奏、最後の大歓声も納得の圧倒的な出来栄え、これぞライヴ録音の醍醐味。
 ユロフスキーとロンドン・フィル、2017年10月の初来日がますます待ち遠しくなります。歌詞対訳付き。(メーカー資料より)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』


Disc1
1. 第1楽章 Allegro maestoso

Disc2
1. 第2楽章 Andante moderato
2. 第3楽章 Scherzo: In ruhig fliesender Bewegung
3. 第4楽章 Urlicht
4. 第5楽章 Im Tempo des Scherzos

 アドリアーナ・クチェロヴァー(ソプラノ)
 クリスティアーネ・ストーティン(メゾ・ソプラノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
 ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮)

 録音時期:2009年9月25,26日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

【アーティストプロフィール】
ヴラディーミル・ユロフスキーは1972年にモスクワで生まれ、モスクワ音楽院で音楽を学んだ。祖父は作曲家、父は指揮者。家族と共に90年にドイツへ移住し、ドレスデンとベルリンの音楽学校で指揮をロルフ・ロイターに、歌唱指導をセミヨン・スキーギンに学ぶ。95年、ウェクスフォード音楽祭に初登場した際に指揮したリムスキー=コルサコフ:《5月の夜》が大評判をとり、一気に国際的な注目を集めた。同年、コヴェント・ガーデン王立歌劇場にヴェルディ:《ナブッコ》でデビュー。以来、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、ニューヨーク・フィル、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場など世界の主要オーケストラと歌劇場に客演。
 ベルリン・コーミッシェ・オパーの第1カペルマイスター(97-2000)、ボローニャ歌劇場の首席客演指揮者(00-03)、ロシア・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者(05-09)、グラインドボーン・オペラ・フェスティヴァルの音楽監督(01-13)を歴任。エイジ・オヴ・エンライトゥンメント管弦楽団の「首席アーティスト」、ロシア国立交響楽団の芸術監督、ジェルジ・エネスク音楽祭(ブカレスト)の芸術監督に加え、17/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督も兼任する。ロンドン・フィルとは、03年に首席客演指揮者に招かれ、07年には第12代首席指揮者に就任して現在に至る。〜2016年11月現在〜(メーカー資料より)

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Comprehensive Evaluation

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いかにも若き俊英によるマーラーという感じ...

投稿日:2012/11/10 (土)

いかにも若き俊英によるマーラーという感じで、「爽快感」が特徴であります。迫力はありますが、いたずらに劇性を強調することなく、すっきりとまとめました。それが良いとも不満とも言えましょう。第1楽章はやはり問題提起としてもっと激しく演奏してほしいなあ。ややおとなしい印象です。第2楽章は非常に繊細な歌を聴かせ、ここはなかなかのもの。ポルタメントも実に効果的に活かしています。第3楽章は曲者ぶりを発揮して、独特な処理が方々にあります。必ずしもうまく効果を発揮しているとは思いませんが、もともと音楽自体が屈折しているのですから、ここはいろいろやってみるのがいいでしょう。第4楽章は荘厳な歌。天国への憧れをしっとりと歌っています。そして巨大なフィナーレ。前半はぼちぼちの荒れ方。比較的あっさりと過ぎてゆきます。声楽が入る後半部が大変に立派な出来栄え。よほどよくトレーニングしたのでしょうか、オケとコーラスが見事な整えられ方で、そしてソロに合わせるオケのちょっとしたひと吹きなどが効果的で、よく研究されたのでしょうね、発見のある演奏です。正直、感動としては今一歩のようにも思うのですけれど、大変に質の高い、立派な完成度だと思います。これライヴですからねぇ、大したものです。録音は良好。何しろホールがホールなので、難しいところはあったと思いますが、中音域がやや薄く、いささか迫力を減じております。またレンジもやや狭いな。余韻もない絶叫ブラボーはまことに残念。困ったねぇ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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2年に及ぶマーラー・イヤーを総括して「復...

投稿日:2012/01/22 (日)

2年に及ぶマーラー・イヤーを総括して「復活」で印象に残ったものの1枚です。ある意味伝統路線の名盤シュテンツに対抗して、新時代のマーラー像を構築したとも言えるのがパーヴォ・ヤルヴィ盤と当盤。ユロフスキは全曲を通して細部へのこだわりを見せつつも、切れ味鋭い表現力で実に爽快な印象を与え、それでいて、ああマーラーを聴いたなあという感動を与えてくれる。バーンスタインやテンシュテットに馴染んだ耳に、ある種警鐘とも言えるようなものを与える。恐るべし、ユロフスキ。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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冒頭から突き刺すような異常な緊迫感とド迫...

投稿日:2011/05/10 (火)

冒頭から突き刺すような異常な緊迫感とド迫力。相次ぐマーラーのリリースで、少々飽きがきていた耳を目覚めさせられました。ライブならではの臨場感緊迫感と、ライブとは思えない正確さ精密さを併せ持つ、稀有な一枚です。更に、対向配置をやや強調気味したバランスが、私にとってはまさにツボ。期待を大きく上回りました。結構テンポの変化が多かったり、不思議なリズムの刻みや間があったりしますが、凡百の演奏やられるよりよっぽど面白い。当分ヘビーローテーションです。最後の音の余韻を待たずに「ブラボー!」が入ってしまい、そこだけ不満ですが、それで星が減るようなヤワな演奏ではありません。

惺 さん | 東京都 | 不明

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