Blu-ray Disc Import

Symphony No.2 : Daniele Gatti / Concertgebouw Orchestra

Mahler (1860-1911)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
RCO17108
Number of Discs
:
1
Label
:
Rco
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
Blu-ray Disc
Other
:
Import

Product Description


来日直前! ガッティ&コンセルトヘボウ管による『復活』
ブルーレイにはAuro-3Dを収録!
真のコンセルトヘボウの響きが再現可能に!


2016年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代目首席指揮者に就任したダニエーレ・ガッティ。2017年11月には就任後初の来日公演が予定され、今最も注目されるコンビといえるでしょう。
 今回の新譜は、2016/17シーズンの幕開けとなった2016年9月に行われたライヴを映像でリリース。プログラムは、新・首席指揮者ダニエーレ・ガッティの本格始動となったマーラーの交響曲第2番です。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコンセルトヘボウ管弦楽団にはマーラー演奏の特別な伝統があり、それを最初のシーズンのプログラムに持ってきたガッティの自信がうかがえます。マーラーの第2番の交響曲はRCO liveレーベルから、ヤンソンス(2009年録音)のディスクが発売されています。このヤンソンス盤は、マーラー作品の演奏史に燦然と輝く名門RCOから極上の美観を引き出し高く評価されました。コンサートでは各国で精力的にマーラー作品を指揮するガッティですが、録音ではロイヤル・フィルと第4番と第5番をCDリリースしていました。濃密に細部を描きあげドラマティックな展開を志向するガッティのスタイルは、コンセルトヘボウ管弦楽団の豊かなサウンドに見事にマッチしています。第4楽章は歌曲集「子供の不思議な角笛」の第7曲「原光」のアルト・ソロ、第5楽章のフィナーレにはフリードリヒ・クロプシュトック歌詞の賛歌「復活」(マーラー加筆) が高らかに歌われます。映像では、世界中のマエストロから指名が絶えないドイツのソプラノ、アンネッテ・ダッシュが登場、同時発売のSACD Hybrid盤とは異なるキャスティングで楽しむことができます。
 さらにブルーレイには、いま話題の次世代オーディオ・フォーマットの「Auro-3D」が収録されています。「Auro-3D」は、2010年にベルギーで設立された「AURO TECHNOLOGIES」によって開発された技術。ノルウェーの高音質レーベル2Lのディスクには数年前から収録されています。「Auro-3D」は、従来のサラウンドフォーマットと同じく各チャンネルで“立体音響” を実現します。フロントスピーカー2chとリアスピーカー2chそれぞれの上部に、合計4ch分のハイトスピーカーを足した9.0chを可能としています。この最新技術によって、世界最高峰の響きを誇るアムステルダムのコンセルトヘボウの極上の音質をご自宅で再現することができます。Auro-3D対応の再生機器をご利用ください。(写真c Anne Dokter)(輸入元情報)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』


 アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
 カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ)
 オランダ放送合唱団
 クラース・ストック(合唱指揮)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ダニエーレ・ガッティ(指揮)

 収録時期:2016年9月18日
 収録場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)

 収録時間:88分25秒
 画面:カラー、16:9、1080p24
 音声:DTS-HD MA 2.0 (192kHz/24bit)、DTS-HD MA 5.0 (96kHz/24bit)、*Auro-3D 9.0 (96kHz/24bit)、DD 2.0 (48kHz/16bit)
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
 *Auro-3D対応の再生機器をご利用ください

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
2016年9月18日、つまり一連の首席指揮者就...

投稿日:2017/11/02 (木)

2016年9月18日、つまり一連の首席指揮者就任披露演奏会のライヴ。近年のガッティは遅いテンポによる細部拡大趣味という「巨匠的」なスタイルを見せることがある。それはこの半年ほど前、すなわち首席指揮者就任前に収録された『幻想交響曲』のように「面白いけど、こねくり回しすぎ」という印象を招くこともあったが、ここでは彼の解釈が見事にツボにはまっている。終楽章の行進曲風な展開部における、まるでクレンペラーのような遅いテンポ、明確なフレージングはガッティの面目躍如。ただし、続く第2主題の展開において、(先のヤンソンス指揮の録画ほど露骨ではないが)舞台裏で演奏するバンダの姿を見せてしまうのは映像演出として好みを分けるかもしれない。また特筆すべきはオランダ放送合唱団の好演。この曲の合唱パートに数百名の大合唱は不要。それよりもピアニッシモかつ正しい音程で歌える確かな技術が必要だが、至難な無伴奏・最弱音による歌い出し部分は「まさにこうでなくては」という理想的な出来。この演奏では合唱は座ったまま歌い始める。それ自体は決して珍しいことではないが、立ち上がるタイミングが実に心憎い。これまた極度に遅いテンポをとった曲尾の極大スケールも圧巻だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

3

Symphonies Items Information

Recommend Items