CD

Mahler: Symphony No.9 / Schoenberg: Variations

Mahler (1860-1911)

User Review :3.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCD3743
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

・マーラー:交響曲第9番ニ長調
 録音:1982年(デジタル)
・シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 op.31
 録音:1974年(ステレオ)

 シカゴ交響楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)

Track List   

Customer Reviews

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シカゴ響のマーラー第9と言えばレコードア...

投稿日:2021/11/18 (木)

シカゴ響のマーラー第9と言えばレコードアカデミー賞を受賞した1976年録音のジュリーニ盤が有名だが、その6年後の82年にショルティが15年振りに再録音したこの演奏は、良くも悪くもジュリーニとは好対照。柔のジュリーニ、剛のショルティだろうか。私は基本オーケストラ曲はスコアを見ながら鑑賞するのだが、ジュリーニ盤は特に金管セクションが聴き取れない箇所が多々ある。これに対しショルティ盤は第1楽章に限ってはスコアをほぼ完璧に再現している。冒頭4小節目、ハープに導かれるホルンのゲシュトプフの響きを聴いただけで、ショルティの並々ならぬやる気が窺える。その雰囲気のまま最後まで一気に駆け抜ける爽快な演奏。さて、スコア通りの演奏が必ずしも良い演奏とは限らないが、スコア通り演奏するのはプロとしては最低限。なので私はショルティ盤を高く評価する。但しそれは飽くまで第1楽章のみという条件付きで。残る三つ、特に後半の二つの楽章はボロボロ。あまりに第1楽章に精魂を注ぎ過ぎたのだろうか。もう一つシカゴ響にはブーレーズ盤がある。こちらはいつも通り一流オーケストラの能力に乗っかった自己主張の希薄な演奏。ところで、第9の第1楽章のテンポ、即ち演奏時間について触れてみる。一番遅いのが31分後半のジュリーニ、次が30分後半のテンシュテット、そしてショルティとシャイーが30分前半と、主要な演奏で30分を超える演奏はこのくらいしか見当たらない。作品によって極端に遅いテンポを取るバーンスタインですら29分後半。逆にショルティはいつも速めのテンポを取るのにここだけは遅めのテンポだ。極論だが第1楽章に30分以上かけた演奏なら全体として外れはないと思います。

シャルヴェンカ さん | 千葉県 | 不明

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名演奏でした。剛腕・強引なショルティの指...

投稿日:2020/04/05 (日)

名演奏でした。剛腕・強引なショルティの指揮がこの曲想にマッチしていないと感じる方も多いのは解りますが、小生は気に入っています。 シカゴはいつもながら抜群に上手いと思いました。 録音は、デジタル初期です。アナログ最終期と比べると、音の迫力に若干乏しさを感じました。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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大のショルティ/シカゴのファンである私が1...

投稿日:2007/03/11 (日)

大のショルティ/シカゴのファンである私が1番出来が悪いと感じた1枚。特に3楽章の最後、出てこなければいけない所の打楽器の音が、ない…(泣)。テンポは全体的に遅めで好感は持てるのだが、イカンセン金管軍も音量が足りないと思う。高い点をこの演奏に与えている人もいるが、僕はちょっと…。しかし、シェーンベルクはショルティ全盛期、74年ともあってアナログ録音でありながら、音質も抜群でかなり素晴らしい(実は私はこの曲だけのために購入した)。

新青騎士 さん | 千葉県我孫子市 | 不明

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