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勝間さん、努力で幸せになれますか

Kazuyo Katsuma

User Review :1.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784023304826
ISBN 10 : 4023304824
Format
Books
Release Date
January/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

ふつうの幸せとは何か?
勝間和代×香山リカ 激論350分!

普通の幸せを手に入れるための処方箋を説いた香山リカは、成功者のアイコン・勝間和代を目指さない、と書いた。そもそも勝間は〈成功者〉なのか、ふつうの幸せとは何か、仕事、結婚、出産…は幸せに結びつくのか。いまもっとも話題にふたりが真正面から議論した350分の記録。

「香山さん、努力というのは、別に苦しいものではないんですよ」(勝間)
「欲望をずっと抑え続けてスキルアップなんて、私には苦行そのものです」(香山)

「努力をしなければ、欲しいものは誰も運んできてくれません」(勝間)
「頑張らない幸せは、ないのでしょうか」(香山) <本文より>

【目次】
第1章 〈勝間和代〉 は成功者のアイコンか
第2章 ふつうの幸せとは何か
第3章 努力は楽しいか苦しいか
第4章 仕事で幸せは得られるか
第5章 女と結婚と幸せ
第6章 教育と政治で幸せはもたらせるか

Content Description

著書『しがみつかない生き方』で、ふつうの幸せを手に入れるためには「“勝間和代”を目指さない」と書いた香山リカ。成功者のアイコンとしての勝間が唱える効率・合理主義に疑問を投げかけた。かたや、勝間和代は「香山さんの著書を読み、迷ってしまっているあなたに読んでほしい」と反論書『やればできる』を書いた。誰もが不安を抱え、幸福実感度が低い日本で、幸せを感じるにはどうすればいいのか。そもそも何がふつうの幸せなのか。350分に及ぶ2人の徹底討論。

目次 : 第1章 “勝間和代”は成功者のアイコンか/ 第2章 ふつうの幸せとは何か/ 第3章 努力は楽しいか苦しいか/ 第4章 仕事で幸せは得られるか/ 第5章 女と結婚と幸せ/ 第6章 教育と政治で幸せはもたらせるか

【著者紹介】
勝間和代 : 1968年、東京生まれ。経済評論家、公認会計士。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。当時史上最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。現在、株式会社「監査と分析」代表取締役、内閣府男女共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授。少子化問題、若者の雇用問題、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言している

香山リカ : 1960年、北海道生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。東京医科大学医学部卒業。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、社会批評、文化批評、書評など幅広いジャンルで活躍し、現代人の“心の病”について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、サブカルチャーにも関心が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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勝間派か香山派か・・・の世間の盛り上がり...

投稿日:2011/07/02 (土)

勝間派か香山派か・・・の世間の盛り上がりが,冷静になったので読んでみた。見事なまでに価値観の違うお二人だった。ここまで相対する人の対談は,当の御本人達はさぞや疲労感たっぷりだったことだろうと拝察する。そんなことまでして,本にしてしまったメディアの軽々しい仕掛けに乗って,どちらに賛同するかでこの本を読んではいけない。この世を生きるには,確固たる自己を持つべきという示唆に富んだ一冊として捉えるべきである。それにしても,お二人とも,このような対談でなければ,それぞれの持論がもっと軽快に展開しただろうに,と読みながら何度も労いたくなった。途中,それぞれがどんな分野のどんな論客だったかを忘れそうになるくらい,見通しが持てない対談だった。本を著者で選んで買う方は,この本だけは,レビューで留めて置くのが賢明かと。どうしても本書が気になる方は,どうぞ私以外のレビューもご覧になった上で,確固たる自己の責任のもと,お手に取ることをお勧めします。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みゃーこ

    どっちも極論。香山リカの屁理屈、勝間の理論は途中破綻。痛々しい議論。「利他行にもインセンティブを導入して公平にする」「子供は産んだ方が朝の時間のリズムができるから」と言う訳のわからない勝間的発想で最終的に弱者への痛みを理解してます感が破綻。ついつい合理・効率主義的シンキング露出。議論の余地はない二人の会話だった。香山の弱者目線も、無理がある。彼女はそんなに弱者でもないと思うのだが。香山のあとがきが卑屈で笑った。なかなか当事者じたいがお互いの女としての生き方の違いを認め合うのは難しかったように思う。

  • 浅葱@

    勝間和代さん&香山リカさん。お二方のすごいところは、どこまで行っても自分の主張を出せること。話をまとめようとか、部分的にそこは理解出来る、なーんて言わない。社会と絡めながらも、あくまでも相手に突っ込んでいく。すごい精神力。で、私は思ってしまう。勝間さん、努力だけで幸せになれますか。人と上手くやれなかったり空白の気持ちを抱え、縦に伸びる努力からゆるい方へきた自分で良かった。読んだ人の数だけ印象が残る気がする。

  • パフちゃん@かのん変更

    IFNの副作用によるうつ病で仕事を早期退職した私は間違いなく「香山派」なんだけど、この本を読む限り勝間さんがまっすぐ素直に話していて香山さんがイチャモンをつけているように感じる。とかなんとか言っても実際有名な精神科医で著作も多い香山氏は十分勝ち組なんですけどね。

  • いろは

    キャリアウーマンと精神科医による、対談式の幸福論。私が今現在において休職中だからだろうか。まるで自分のことを言われてるみたいで、お薬のようにわりと身に沁みたり、所々に頷けるところが多かった。弱者救済とまではいかないけども、生きるのがしんどい人とか、日々にちょっと疲れている人にオススメ。もちろん、精神科医が出てくると言っても心理学の本ではないけれど、大きく言うと、資本主義社会に生きることにおいての厳しさとかがテーマになっていて、本当に現代社会の幸福論だった。結局は、幸せって人の感受性次第なのだろうと思った。

  • kochanosuke

    年末年始の読書三昧に備える図書館借り出し本から。いちばん「すぐ読みたい・今読みたい感」を刺激されたのがこれで、即日いっきに読了。元からの「対談本」好きではあるけれど、AERAが企画した勝間さんと香山さんという顔合わせは堪りません。「とことん噛み合わないなぁ、この二人〜」と思いながら平行線をたどって行くと、やっと!終盤103ページ目で一致点を見たか!と思ったらそうでもなかったり。「努力」と「幸せ」をめぐり折り合わない二人の意見交換をハラハラドキドキ追いました。

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