Playground

＜レーベル資料より＞

2005年度セロニアス・モンク・インターナショナル・コンポーザーズ・コンペティション作曲部門優勝・記念盤。
　第18回ミュージック・ペンクラブ賞を受賞した2005年5月発売の「ポインツ・オブ・ディパーチャー」から約1年半ぶりとなる本作は、プロデューサーにドン・シックラー、録音エンジニアはルディー・ヴァン・ゲルダーを迎え、2006年の8月にジャズの聖地であるヴァン・ゲルダー・スタジオで録音された。
　参加ミュージシャンは守屋とはマンハッタン音楽院からの友であり、共にモンク賞にゆかりのあるクリス・ポッター（TS/SS）とライアン・カイザー(TP)。
　さらに日本からは彼女のよき理解者であり長年バンドの重要メンバーを務める近藤和彦（AS/SS）。
　リズムを固めるのはベテランのビクター・ルイス(DS) とエド・ハワード(BS)。彼女の呼びかけに快く集まったスター・プレイヤー達の熱演により、優勝作品の「プレイグラウンド」をはじめとする守屋純子の意欲的なオリジナル作品が光り輝く、画期的な作品が完成した。
　日本のジャズの進化を示す作品の誕生である。

守屋純子/Junko Moriya (P)
ライアン・カイザー/Ryan Kisor (TP)
クリス・ポッター/Chris Potter(TS,SS)
近藤和彦/Kazuhiko Kondo(AS,SS)
ビクター・ルイス/Victor Lewis(DS)
エド・ハワード/Ed Howard(B)

（録音年月日）2006年8月3日＆4日、ルディー・ヴァン・ゲルダースタジオ