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アキラとあきら 上 集英社文庫

Jun Ikeido

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087441420
ISBN 10 : 4087441423
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

小さな町工場の息子・山崎瑛。そして、日本を代表する大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。同じ社長の息子同士でも、家柄も育ちもまったく違うふたりは、互いに宿命を背負い、運命に抗って生きてきた。強い信念で道を切り拓いてきた瑛と、自らの意志で人生を選択してきた彬。それぞれの数奇な運命が出会うとき、逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    WOWOWのドラマを視聴後に余韻に浸りながら再読。内容面、構成に甘さはあるものの、山場が盛り沢山に詰め込まれ、非常に読みごたえがある。以前のレビューでも書いたように、途中から二人のアキラの対比がなくなるが、分冊されて読み直すと、上巻までは割と効果的に見せている。しかし、大学の教授がハッキリと瑛の方をピカ一認定していたり、研修でも瑛に軍配が上がっている風だったり、要所要所で優劣を意識させてしまっている。余談として、上巻カバーの幼少期の彬が、どう見ても『ヒカルの碁』の塔矢アキラなのが笑う。訴えられるレベル。

  • エピファネイア

    上下分冊なので感想は下巻読了後に。巻末を見るとこの小説が雑誌連載されたのは2006年〜2009年。書籍化されたのが2017年。いきなり文庫で登場したときは今をときめく池井戸さんの小説だっただけに少し驚いた記憶がある。連載から15年以上経ってようやく手にした。それも元の版元の徳間版ではなく集英社の分冊版。映画公開記念の特別カバーにひかれた。さすがに集英社版は読メの登録数も少ないな。因みに徳間版は1万人以上が登録している。アキラとあきら、上巻ではそれほど接触はない。池井戸さんらしい展開を期待して下巻に突入。

  • chimako

    瑛と彬の幼い頃のエピソードが下敷きとなりやがて同じ銀行で働くことになるアキラとあきら。池井戸作品は『陸王』や『下町ロケット』が好きだったが半沢直樹はドラマもみおくった。決して面白くない訳じゃない。が、銀行のいう題材に興味がなく、男社会を覗きたい欲求もなく、胸をつかまれるような気持ちの揺れを感じられないのが残念だがこれは好みの問題で作品の出来不出来には関係がない。彬の叔父たちが映画のキャストに脳内変換され、経営者としてのだらしなさばかりが目について辟易。半分読んだので下巻も読みます。

  • あきぽん

    池井戸作品はビジネスの世界を舞台にしながらも漫画や時代劇のような単純明快な構図が魅力ですが、これもまさにその典型です。小さな町工場の息子に生まれた瑛と、大企業の御曹司に生まれた彬、貧乏vs.金持ちの2人の「あきら」が、バブル時代のメガバンクに同期入行することに…。上巻はほぼ2人の対照的な生い立ちの話。

  • ばう

    ★★★瑛と彬。育った環境の全く違う2人の「あきら」が、同期入行した都市銀行で出会う。これからどんな波乱が待ち受けているのかしら?ワクワクする気持ちで読了。銀行の融資がここまで考えて審議するのか、ということを知り、その事にもとても興味を持ちました。リゾート開発はどうなるのかしら?そして2人のアキラの未来は?

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