グロープシュニットの最高傑作。ファンタジックなストーリーでエンデの童話のような世界を描く、ドイツのロックではモダンのCan、前衛のFaust、シンセのTangerine、ハードのScorpionsなどJazz Rock以外は超一流のバンドが多いがシンフォニックなロックではこれとNovalisの3rdが頂点です。ファーストのシュールな感じもいいが、先ずはこちらを体験してください。

その昔（LP時代）にジャケ買いした一枚です。（４）の後半部分のギターソロは、泣けます！隠れ名盤ですよ！これぞ日本人好みの「プログレ」という感じです。けっこう、パクっているアーティストが多いですね（笑）騙されたとおもって聴いていただきたい逸品です！

1、2作目の濃くて怪しい雰囲気のﾊﾞﾝﾄﾞから、以降は濃さはそのまま太陽音楽といわれる王道ｼﾝﾌｫへ変化。本作は5作目。大体はﾒﾙﾍﾝﾁｯｸ、時にはｺﾐｶﾙ、僅かに毒を吐く箇所も。曲は全部いいです。ﾘｰﾀﾞｰがﾄﾞﾗﾏｰだけあって安定感もばっちり。暑苦しくて濃いﾎﾞｰｶﾙが好みを分ける。