童話のような世界観が魅力の公園少女、久しぶりのアルバム。夜の公園シリーズが終わり、新たな物語のスタートになる作品ですが、これまで作り上げてきた世界を壊さずに少しだけ大人っぽくなった姿を見せてくれます。「Like It Hot」一度ハマると癖になる。「I Sing」ではミヤちゃんの日本語ラップが飛び出し、驚きつつも感動します。

全体的に４曲の収録なので物足りなさは感じますが、１曲１曲が聴きごたえがあります。１曲目のBAZOOKA!はアップテンポ調の曲で気分が上がります。２曲目のWonderboy, the Aerialistはとてもカッコイイ大人の曲というイメージでした。３曲目は同期の不思議な音の曲というイメージを持ちました。４曲目のAfter the bloomが一番好きでバラード曲です。曲数は少ないですがまとまりのある１枚だと思います。

日本人メンバーのMIYAちゃんがとにかくかっこいい。タイトル曲の「RED-SUN」はタイトルの通りにとても幻想的な雰囲気で、公園少女のコンセプトにピッタリです。