80年代、数多あるイメージアルバムの中でも別格の存在で、一番聴いていました。 今回、まさかのCD復刻で、即購入。アナログに勝るとも劣らない音質で、大変気にいっています。しばらくはヘヴィローテーションの仲間入りです^ - ^

30年程前にやっていた「かぜ耕士のオールナイトニッポン」(私が聴いていた頃はタモリの後の第二部、3：00から)のオープニングテーマ曲が表題曲、のはず。 新潟県民的にはNHK-FMの土曜の公開放送のオープニングテーマ曲。 今まで知らなくて、胸のつかえが一つ落ちました。 未入手につき評価はその曲について。

'80年発表｡村井邦彦音楽の｢悪魔の手鞠唄｣へのｼﾝｾ参加､映画｢火の鳥｣の音楽と続いた､ｱﾙﾌｧﾚｺｰﾄﾞ時代の集大成的作品｡同時期に結成したｷｰﾌﾟとは対称的なﾘｽﾞﾑﾚｽの実験的音楽で､ﾀﾝｼﾞｪﾘﾝ･ﾄﾞﾘｰﾑ的なｼｰｸｴﾝｽとﾋﾟｱﾉのみの多重録音により､ｹﾞｽﾄは一切なし｡心拍音などを配置したｺﾗｰｼﾞｭが恐ろしくも美しい｡鍵盤にﾄｰｷﾝｸﾞ･ﾓｼﾞｭﾚｰﾀｰを通したﾌﾞﾙｰｼﾞｰな弾き語りは､ﾃﾞｳﾞｨｯﾄﾞ･ｳﾞｫｰﾊｳｽの作品のよう｡ｴﾝｼﾞﾆｱはYMOで知られる小池光夫で､当時､日本でもｽﾀｼﾞｵAでしか稼動していなかったという､APIのｺﾝｿｰﾙを使った最初期のｺﾝﾋﾟｭ･ﾐｯｸｽ盤である｡