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Franck: Symphony & Stravinsky: Petrouchka

Franck / Stravinsky

User Review :5.0
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BVCC37302
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

フランク:交響曲ニ短調、『ペトルーシュカ』
モントゥー&シカゴ響、ボストン響

フランスの名匠ピエール・モントゥー(1875‐1964)がRCAに残した数少ないステレオ録音の中で最も高い評価を受けている2曲をカップリング。
 残された録音すべてが高い評価を受けているモントゥーのフランクですが、これは4度目のセッション録音で、モントゥーがアメリカの名門シカゴ響と残した唯一の録音となります。入念な名演の多い晩年のセッション録音ということもあって、楽譜のあらゆる細部が立体的に演奏されており、ヨーロッパのオーケストラを思わせる深い響きと、シカゴ響ならではの圧倒的な迫力が共存した見事な演奏内容となっています(なお、モントゥーのフランクのライヴ録音は、近々フランス国立放送管との1958年録音がリリースされる予定です)。
 組み合わせの『ペトルーシュカ』は、初演者ならではの慧眼が光る素晴らしい演奏。かつて常任を務めていたボストン響の色彩豊かなヴィルトゥオジティが聴きものです。モントゥーは『ペトルーシュカ』では、1958年のフランス国立放送管との演奏(1947年版)以外では、ほぼ一貫して1911年版を使用しており、3度目のセッション録音となるここでの演奏でもやはり1911年版を用いています。
 BMGの国内盤は、バランスの良い音質でマニアには定評がありますが、このアルバムもたいへん優れた仕上がりとなっています。

・フランク:交響曲ニ短調
 シカゴ交響楽団
 ピエール・モントゥー(指揮)
 録音時期:1961年1月7日(ステレオ)
 録音場所:シカゴ、オーケストラ・ホール

・ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』(1911年版)
 バーナード・ジゲラ(ピアノ)
 ボストン交響楽団
 ピエール・モントゥー(指揮)
 録音時期:1959年1月25,26,28日(ステレオ)
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール

Track List   

  • 01. Symphony In D Minor 1.lento
  • 02. Symphony In D Minor 2.allegretto
  • 03. Symphony In D Minor 3.allegro Non Troppo
  • 04. Petrouchka [1911 Version] Scene 1: The Shrovetide Fair - Vivace
  • 05. Petrouchka [1911 Version] The Magic Trick
  • 06. Petrouchka [1911 Version] Russian Dance
  • 07. Petrouchka [1911 Version] Scene 2: Petrouchka`s Room
  • 08. Petrouchka [1911 Version] Scene 3: The Moor`s Room - Feroce Stringendo
  • 09. Petrouchka [1911 Version] Dance Of The Ballerina
  • 10. Petrouchka [1911 Version] Valse
  • 11. Petrouchka [1911 Version] Scene 4: The Fair Toward Evening - Con Moto
  • 12. Petrouchka [1911 Version] Wet Nurses` Dance
  • 13. Petrouchka [1911 Version] Peasant With Bear
  • 14. Petrouchka [1911 Version] Gypsies
  • 15. Petrouchka [1911 Version] Dance Of The Coachman
  • 16. Petrouchka [1911 Version] Masquaraders
  • 17. Petrouchka [1911 Version] Scuffle
  • 18. Petrouchka [1911 Version] Death Of Petrouchka
  • 19. Petrouchka [1911 Version] Petrouchka`s Ghost

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Comprehensive Evaluation

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この曲は難しい。定評のある演奏と言えば、...

投稿日:2014/08/12 (火)

この曲は難しい。定評のある演奏と言えば、ミュンシュだろうが、ボストン響は余りに古過ぎて、金管の余りの突出が気になる。元気な燃焼系の演奏だが、果たしてこんなに明るいだけの曲か?ロッテルダムはオケが弱い(タワレコのリマスターは改善しています)。クレンペラー・バルビローリ・マルティノン・アンセルメ・カラヤン・ジュリーニ・バレンボイム・マゼール・デゥトワ・・・いずれも決定盤とは成りえなかった。今回、やっと念願のモントゥーを購入できたが、これは良いですねえ。録音もそこまで古びていないし、分離至上主義の平たい音でもなく、残響も適度。この頃のシカゴは例の金管プレーヤーたちが現役バリバリでカッコ良く決まっている。 ただペトルーシュカは、パリ音楽院との古いロンドン盤の方が、よりスピーディに決まっているようで、モントゥーの「老い」を感じる次第です(音もいまいち)。 ついでに言うと、クリュイタンスのルガーノ・ライブ(唯一のステレオ盤?)も聞いてみた下さい。私の中の双璧です。

ぺこぺこ さん | 岡山県 | 不明

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フランクの交響曲の決定盤とレビューにある...

投稿日:2010/06/07 (月)

フランクの交響曲の決定盤とレビューにあるので購入してみた。ジュリーニ、アンセルメ、ミュンシュ、カラヤン、マルティノン、バーンスタインなどを持っており、今まではカラヤン(パリ管)を愛聴していたが、このモントゥー盤もすばらしかった。この時期のCSOは、ライナーの常任期でもあるので、まさに黄金期の録音である。↓にも書かれていますが、2楽章がとりわけ美しい。カラヤン盤と並んで、私の愛聴盤となりそうです。ペトルーシュカも及第点の演奏でした。

k.k さん | 大阪府 | 不明

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昔から名盤といわれている定番中の定盤。オ...

投稿日:2006/01/23 (月)

昔から名盤といわれている定番中の定盤。オケが指揮者の棒に喰らいついていくかの如き様子が目に浮かぶ名録音。スケールの大きさを感じさせる割に重苦しさは無い(私にはジュリーニ/ベルリンフィル盤は少々重たすぎた)ので 、親しみにくいのかも知れないこの交響曲に触れるにはこのディスクは良いのではないでしょうか。(加えて、併録のペトルーシュカがとても魅力的な演奏です)

たけちゃん さん | 福島県 | 不明

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