メタルを離れたハルフォードがまず向かったのは、正統ハードロックだった。ハイトーンボイスが聴けないのは残念だが、格好いい。インダストリアルのＴｗｏも聴いてみたい。

とにかくロブハルフォードのハイトーンヴォーカルが鬼気迫る勢い。 ラスとブライアンのギターも硬質で超へヴィーでソロもテクニック 全開。ジェイジェイのベースも硬く引き締まっていて耳にビンビン 響く。スコットのドラムも金属質なスネアとツーバスが脳天に響く。 まあ簡単に解説すればPANTERAの影響下にあるモダンへヴィーな サウンドであるが、やはりロブハルフォードのキレまくった ハイトーンヴォーカルと激渋な中音域のダミ声が何よりも重要で 説得力のあるロブハルフォードのヴォーカルは終始、怒りと哀しみに 満ちていて泣けるのである。とにかく買うべし。Fuckin Great!!