ER SEASON 10 SET 2

第214回「百日咳」GET CARTER
亡きロマノの偉業をたたえるべく、カウンティ病院内にヘルスケア施設「ロマノ・センター」が創設されることになる。空いているER部長の後任が決まるまで、ウィーバーはルイスに代理を頼むが、ルイスには引き受けられない事情があった。アメリカの医療施設と治療の現実を知るため、ケムはカーターにカウンティ病院の見学を頼み込む。

第215回「労務管理」IMPULSE CONTROL
労務管理のコンサルタント、ナドラーが来る。ナドラーはタフなERの現状を目にして驚き、「環境向上に不適切な人物」をウィーバーに報告する。ケムがいったんアフリカに戻る日。カーターはシカゴを案内しながら、ケムとのこれからの生活について話をする。患者から夕食に招待されているコバッチュ。アレックスを誘おうとサムに声をかけるが...。

第216回「高圧室」BLOOD RELATIONS
暖房の不完全燃焼が原因で一酸化炭素中毒にかかった家族4人が運ばれてきた。家族3人に比べ、妊娠中の妻の症状だけが軽かったのだが、それは一酸化炭素が胎児に吸収されたためだった。赤ちゃんの治療のため、高圧酸素室へと入るニーラだったが、彼女は閉所恐怖症だった。一方、コバッチュはサムの家に泊まったのを息子のアレックスに見つかってしまう。

第217回「許して忘れて」FORGIVE AND FORGET
精神的に障害があると思われる男ウェリングを、ろくに診察もしないまま追い返すモリス。激怒したウェリングは必ず復讐すると言い残し、病院を去る。しばらくして、軍隊から戦車を盗み、街中が破壊されているとのニュースが流れる。なんとその犯人はあのウェリングだった。そんな中、フランクが突然心臓発作で倒れ、彼の私生活が初めて明らかになる。


第218回「評価」THE STUDENT
医学生の評価をするERのドクターたち。その席で、決断力に欠け、消極的なニーラはER向きではないと言う意見が出た。ニーラを弁護するカーターは積極的になるよう助言し、ニーラもそれに応えようと努力するのだが、施設から運ばれてきた急患の治療で致命的なミスを侵す。一方、コーディは、後ろめたく思いながらも二人の男との関係を続ける。

第219回「別離」WHERE THERE'S SMOKE
投薬を間違え、患者を死亡させた事件で、事情聴取を受けたガラントはカーターとニーラをかばうため、すべて自分の独断で行なったと証言する。そんなガラントに突然、イラクへの出動命令が下される。カウンター最後の日、ニーラはガラントに幸運のお守りを渡して、必ず生きて戻るように祈る。くしくもその日、家出していたサムの夫が突然戻ってくる。

第220回「触っただけ」JUST A TOUCH
精神科のローテーションに入ったアビーは、意外な才能を発揮。グループセラピーでも機転の利いた対応を見せ、スタッフ・ドクターを感心させる。腰痛の美人患者レナを診察したプラット。彼女はかつてプラットとも関係を持ったことがあるが彼は覚えていない。プラットは念のためにと乳房触診をするが、それがセクハラだったとの苦情を受ける。

第221回「危険領域」ABBY NORMAL
愛娘ヘンリーをめぐってロペス一家と対立するウィーバー。ヘンリーとの面会が月に2回しか許されないことを知った彼女は、息子を連れて逃亡を図ろうとするのだが...。コバッチュとサムの仲は、サムの前夫が舞い戻ってきたためにぎくしゃくしたものに。アビーは再び痙攣発作を施したジョーダンの治療に薬療法を勧める。そんな中、カーターから重大発表が...。


第222回「卒業」MIDNIGHT
卒業式を迎えたアビーとニーラ。ニーラは大勢の親族を招待して晴れ姿を見せる。一方、再試験の結果が出ていないアビーの証書にはやはり「卒業未定」の文字が並んでいた。妊娠中のケムの異状に気づいたカーターは、彼女をカウンティーの産科へと連れて行く。検査の結果、カーターの悪い予感は的中、胎児は死亡していたことが分かる。

第223回「ドライブ」DRIVE
路肩で故障している車を助けようとしたコバッチュたちに飲酒運転の車が突っ込み、母親と子供が大怪我し、カウンティーに運ばれる。筆記試験に合格し、インターンとしての研修をカウンティーで始めたアビー。一方、ニーラはミシガン大学で研修を行なうことになるが、医師になることに不安を感じてしまう。そんな中、プラッツはチェンをドライブに誘うが...。