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Comp.symphonies: Kubelik / Bpo

Dvorak, Antonin(1841-1904)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
423120
Number of Discs
:
6
Format
:
CD

Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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 さすがの、クーベリック指揮しても、ベル...

投稿日:2015/10/09 (金)

 さすがの、クーベリック指揮しても、ベルリン・フィル・オーケストラのカラヤン色は拭い切れなかった。非常に美しい音なんだけど、ドボルザークの表現したかったこと、クーベリックの表現したい事を、描き切れていない。そういえば、ノイマンも、自身の指揮でチェコ・フィルなのに、交響曲第9番「新世界より」初演100周年記念コンサートでは、国際中継なので、地元なのにアメリカン配置で、地味なオーソドックスな演奏しかさせてもらえなかった。クーベリックも、もっとチェコの味を出したかっただろうに。かわいそうだな。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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音が豪華すぎて、今ひとつ馴染めません。威...

投稿日:2014/05/31 (土)

音が豪華すぎて、今ひとつ馴染めません。威圧されているようで。。。カラヤン全盛期のベルリンPOのせいか、クーベリックの音というよりベルリンPOという気がします。でも、レベルの高い全集だと思います。全集としては、個人的には、ヴァーレク=プラハRSOの落ち着きのある演奏が好きです。

Human@TheEarth さん | 静岡県 | 不明

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好評を博しているユニバーサルによるシング...

投稿日:2011/10/01 (土)

好評を博しているユニバーサルによるシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化シリーズも、今月はクーベリックによるチェコ音楽3点の登場となった。いずれも圧倒的な名演であるだけに、選定された音源としてもいささかも文句がないと言える。今般の企画を行ったユニバーサルにこの場を借りて感謝を申し上げておきたい。今般のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化の対象となった演奏のうち、クーベリック&ベルリン・フィルによるドヴォルザークの交響曲第8番及び第9番は、本盤におさめられたこのコンビによる交響曲全集からの抜粋である。交響曲第8番及び第9番については、既にリマスタリングCDが発売された際に、次のようなレビューを既に投稿済みである。「クーベリックは、ドヴォルザークの交響曲、とりわけ第8及び第9については何度も録音しているが、その中でも最も優れた演奏は、本盤におさめられたベルリン・フィル盤であると考える。第8については、その後、バイエルン放送交響楽団とともにライヴ録音(1976年)、第9については、バイエルン放送交響楽団(1980年)、次いでチェコ・フィル(1991年)とともにライヴ録音しているが、バイエルン放送交響楽団との演奏は、いずれも演奏自体は優れた名演に値するものであるが、ノイズの除去のために低音域を絞ったオルフェオレーベルの音質が演奏のグレードを著しく貶めていることになっており、私としてはあまり採りたくない。第9のチェコ・フィル盤は、ビロード革命後のチェコへの復帰コンサートの歴史的な記録であり、演奏全体に熱気は感じられるが、統率力にはいささか綻びが見られるのは否めない事実である。こうした点からすれば、クーベリックによるドヴォルザークの第8及び第9の決定盤は、本盤におさめられた演奏ということになる。それどころか、他の指揮者による名演と比較しても、トップの座を争う名演と高く評価し得るのではないだろうか。このうち第8は、1966年と録音年がいささか古いが、それだけにベルリン・フィルが完全にカラヤン色に染まっていない時期の録音であり、チェコの大自然を彷彿とさせるような情感の豊かさや瑞々しさが演奏全体に漲っているのが特徴だ。テンポなども随所で変化させており、トゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫が漲っているが、音楽の自然な流れをいささかも損なっていないのが素晴らしい。本盤の4年後に、セル&クリーヴランド管弦楽団による同曲最高の超名演(1970年)が生まれているが、本演奏はそれに肉薄する超名演と高く評価したい。これに対して、第9は1972年の録音。ベルリン・フィルがほぼカラヤン色に染まった時期の録音だ。それだけに、全体的にはチェコ風の民族色がやや薄まり、より華麗で明瞭な音色が支配しているように感じるが、それでも情感の豊かさにおいてはいささかの不足もなく、第9の様々な名演の中でもトップの座を争う名演であることには変わりはない。ただ、名演としての評価は揺るぎがないものの、クーベリックらしさと言う意味においては、第8と比較するとややその個性が弱まっていると言えるところであり、このあたりは好き嫌いが分かれるのかもしれない。ベルリン・フィルも、両演奏ともにクーベリックの指揮の下、素晴らしい演奏を繰り広げており、各管楽器奏者の卓越した技量には惚れ惚れするほどだ。」そして、かかる高評価は、本全集におさめられた他の交響曲や管弦楽曲(管弦楽曲についてはバイエルン放送交響楽団との演奏であるが、技量的にはベルリン・フィルと何ら遜色がない。)にも共通するものであると言えるところであり、本全集は、いくつか存在しているドヴォルザークの交響曲全集の演奏の中でもトップの座に君臨する至高の名全集と高く評価したいと考えている。音質については、リマスタリングがなされるなどかなり良好なものであると言えるが、前述のように、本全集のうち第8番及び第9番については、今般、ユニバーサルがシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化が図られることになった。これは、当該演奏が至高の超名演であることに鑑みても、歴史的な快挙と言えるだろう。当該シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤は、これまでの既発のリマスタリングCDとは次元が異なる極上の高音質であり、音質の鮮明さ、音圧、音場の広さのどれをとっても一級品の仕上がりであると言える。クーベリックによる歴史的な超名演、そしてドヴォルザークの交響曲の第8番及び第9番の演奏史上トップの座を争う至高の超名演を、このような極上の高音質SACD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。また、可能であれば、それ以外の交響曲(特に第6番及び第7番)や管弦楽曲についても、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を望む聴き手は私だけではあるまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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