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Live Recordings -Haydn, Mozart, Beethoven, Brahms : Nikolaus Harnoncourt / Chamber Orchestra of Europe (4CD)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ICAC5161
Number of Discs
:
4
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

参考動画

ヨーロッパ室内管40周年記念盤。アーノンクールとの記念碑的ライヴ、全曲初CD化!

2021年に創立40周年を迎えたヨーロッパ室内管弦楽団。創立に深くかかわったクラウディオ・アバドを始め、トップ・クラスの指揮者・演奏家と演奏を重ねて来ましたが、その中で特別に深い絆を持っていたニコラウス・アーノンクールとの名演奏の数々が陽の目を見ます。腕利きの奏者が揃ったヨーロッパ室内管は、モダン楽器の楽団でありながら小振りな編成とクリアな響き、柔軟かつ意欲的な音楽性を備え、アーノンクールの理想を具現化できるオーケストラとして常に彼の厳しい要求に応え、アーノンクールも特別な信頼と愛情を寄せ続けました。「リスクを取って転ぶほうが安全を優先するよりもずっとよい」「偉大な音楽作りとはつねに大失敗と隣り合わせなのだ」を持論としたアーノンクール。ここに収められた「偉大な音楽作り」の数々は、すべてCD初出です。
 演奏は、全般的にこのコンビに予想される引き締まったテンポとアクセントの利いたドラマティックなもので、ライヴらしい勢いや精彩が感じられます。特にハイドンでは作曲者が仕込んだ細部の仕掛けを鮮明に音にしており、アーノンクールの面目躍如といったところ。ベートーヴェンの交響曲第5番では、驚いたことに16年前の「Teldec」盤よりもすべての楽章で演奏時間が短くなっており、緊迫度や燃焼度の更なる高まりが感じられます。

「私にとって、ヨーロッパ室内管弦楽団(以下、COE)ほど強い情で結ばれているオーケストラは(コンツェントゥスを除いて)他にありません。COEは頼もしい冒険隊のような存在です。ニューヨーク、ロンドン、パリ、ウィーン、グラーツ、フェラーラなどで共に成し遂げた音楽の数々に一生感謝することでしょう。」
〜2011年5月、COE30周年に寄せたアーノンクールからの手紙より〜

「このたび、ピーターとヴィクトリア・レッドマン(COE会長夫妻)がCOEの大胆ですばらしいアイディアを実現してくれたことは、私たちにとって実に幸運なことです! この素敵なCDセットを通して、私たちはこれまでリリースされてこなかったニコラウスとCOEとの特別な絆を示すライヴ録音の宝庫を、感謝の念をもってわくわくしながら追体験することができます。」
〜2021年5月、COE40周年に寄せたアリス・アーノンクールからのメッセージ〜

CD化に際しては、放送局の収録した音源を数々の受賞歴を誇るベテラン・エンジニアのポール・ベイリー(元EMIアビー・ロード・スタジオ、現「Re:Sound」社)がリマスター。楽団員のクリスティアン・アイゼンベルガーが立ち会って「アーノンクール時代のCOEサウンド」を見事に呼び覚ましました。
 全24ページのブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には、ヨーロッパ室内管メンバー17名による回想を掲載。(輸入元情報)


【収録情報】
Disc1
ハイドン:
1. 交響曲第100番ト長調 Hob.I:100『軍隊』
2. 交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101『時計』


 録音時期:1999年12月4日(1) 2004年6月21日(2)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ(1) グラーツ、シュテファニエンザール(2)

Disc2
モーツァルト:
1. 交響曲第29番イ長調 K.201
2. 行進曲 ニ長調 K.335
3. セレナード第9番ニ長調 K.320『ポストホルン』


 録音時期:1989年7月12日(1) 1996年4月17日(2,3)
 録音場所:グラーツ、シュテファニエンザール(1) ベルリン、フィルハーモニー(2,3)

Disc3
ベートーヴェン:
1. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
2. 交響曲第7番イ長調 Op.92


 録音時期:2007年6月24日(1) 2002年6月23日(2)
 録音場所:グラーツ、ヘムルート・リスト・ハレ(1) グラーツ、シュテファニエンザール(2)

Disc4
ブラームス:
1. 悲劇的序曲 Op.81
2. 交響曲第4番ホ短調 Op.96


 録音時期:1999年6月28日(1) 1997年7月10日(2)
 録音場所:グラーツ、シュテファニエンザール

 ヨーロッパ室内管弦楽団
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 録音方式:ステレオ(ライヴ)


【参考情報:ベートーヴェン:交響曲第5番 演奏時間比較】
・1991年COE:第1楽章:07:20、第2楽章:10:00、第3楽章:08:22、第4楽章:10:50
・2007年COE:第1楽章:06:50、第2楽章:08:56、第3楽章:07:46、第4楽章:09:59
・2015年VCM:第1楽章:07:24、第2楽章:09:06、第3楽章:08:18、第4楽章:10:50


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ブラームスの全集は、ベルリン・フィルでは...

投稿日:2023/08/26 (土)

ブラームスの全集は、ベルリン・フィルではなく、ヨーロッパ室内管とやるべきだったと感じる。

ソロ活人 さん | 奈良県 | 不明

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最近は速目のテンポでアクセントをしっかり...

投稿日:2021/12/16 (木)

最近は速目のテンポでアクセントをしっかり付けたダイナミックな演奏が主流で、それなりに楽しんでいる自分がいましたが、そういうアプローチのパイオニアのようなアーノンクールのライブを久々に聴きました。「やっぱスゲエ!」の一言でした。目からウロコって、こういうことなんだなぁと感じた次第です。その後国内有名オーケストラの定期演奏会聴きに行ったのでしたが薄っぺらく感じてガッカリしてしまいました。これ、アーノンクールを聴く副作用なんだと思います。

jin さん | 長野県 | 不明

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