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Complete Symphonies -Beethoven, Brahms, Bruckner : Jochum / Bavarian Radio Symphony Orchestra, Berlin Philharmonic (16CD)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4820299
Number of Discs
:
16
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

オイゲン・ヨッフム/ザ・シンフォニーズ(16CD)
ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー:交響曲全集


ドイツの名指揮者、オイゲン・ヨッフムがドイツ・グラモフォンにセッション録音したベートーヴェンとブラームス、ブルックナーの交響曲全集をまとめた16枚組ボックスがイタリア・ユニバーサルから登場。

【ベートーヴェン】
1950年代から60年代にかけてレコーディングした音源をまとめた交響曲全集&序曲集。第1番、第2番、第4番、第5番、第8番と序曲集がステレオ録音、第3番、第6番、第7番、第9番がモノラル録音。オーケストラは第1番、第5番、第9番がバイエルン放送交響楽団、それ以外はベルリン・フィルとなっています。音響の良いイエス・キリスト教会とヘルクレスザールでのセッション録音のため、モノラル・テイクも聴きやすい音質で、ドイツ的なサウンドによる正統的な演奏を味わうことができます。

【ブラームス】
1950年代前半にベルリン・フィルを指揮してイエス・キリスト教会でレコーディングした交響曲全集。モノラルながらセッション録音ということで、当時のベルリン・フィルのほの暗い重厚なサウンドを良いコンディションで味わうことができます。

【ブルックナー】
1958年から67年にかけてレコーディングされた交響曲全集。イエス・キリスト教会とヘルクレスザールというきわめて音響条件の良い会場でおこなわれたセッション録音だけに、そのサウンドはなかなか魅力的なものに仕上がっています。ドイツ的な風合いの再現という意味では、後年のEMI盤よりもむしろ優れており、質実剛健なサウンドによるブルックナー演奏の面白さがダイレクトに迫ってきます。
 また、楽譜の細かい部分でのアプローチが、ヨッフム晩年の演奏との共通項が多く、EMI盤とはけっこう異なっているのも興味深いところです。いわゆるヨッフムらしさの濃厚さではこちらが上なので、ヨッフム好きならぜひとも押さえておきたい重要な全集であると思われます。(HMV)

【収録情報】


ベートーヴェン:交響曲全集
Disc1
・交響曲第1番ハ長調 Op.21
 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1959年4月3,5日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

・交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1954年2月1-5,7日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:モノラル(セッション)

Disc2
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1958年1月27,28,31日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

・交響曲第4番変ロ長調 Op.60
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1961年1月26,30,31日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

・歌劇『フィデリオ』序曲 Op.72b
 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1959年4月27日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc3
・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1959年4月25-27日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

・交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1954年11月9,10,12,13,16日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:モノラル(セッション)

Disc4
・交響曲第7番イ長調 Op.92
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1952年11月12-14日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:モノラル(セッション)

・交響曲第8番ヘ長調 Op.93
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1958年4月30日、5月5日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

・『レオノーレ』序曲第2番 Op.72
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1961年1月25,26日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc5
・交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
 クララ・エーベルス(ソプラノ)
 ゲルトルーデ・ピッツィンガー(アルト)
 ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)
 フェルディナント・フランツ(バス)
 バイエルン放送交響楽団&合唱団
 録音時期:1952年11月24-26,29日、12月1-2日
 録音場所:ミュンヘン、ルター派昇天教会
 録音方式:モノラル(セッション)

・『アテネの廃墟』 Op.113〜序曲
・『プロメテウスの創造物』 Op.43〜序曲
 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1958年10月3日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

 オイゲン・ヨッフム(指揮)

ブラームス:交響曲全集
Disc6
・交響曲第1番ハ短調 Op.68
・交響曲第3番ヘ長調 Op.90

Disc7
・交響曲第2番ニ長調 Op.73
・交響曲第4番ホ短調 Op.98

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1951年5月(第2番)、1953年12月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:モノラル(セッション)

 オイゲン・ヨッフム(指揮)

ブルックナー:交響曲全集
Disc8
・交響曲第1番ハ短調 (リンツ稿ノヴァーク版)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1965年10月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc9
・交響曲第2番ハ短調(ノヴァーク版)

 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1966年12月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc10
・交響曲第3番二短調(1889年稿ノヴァーク版)

 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1967年1月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc11
・交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(1886年稿ノヴァーク版)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1965年7月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc12
・交響曲第5番変ロ長調(ノヴァーク版)

 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1958年2月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc13
・交響曲第6番イ長調(ノヴァーク版)

 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1966年7月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc14
・交響曲第7番ホ長調

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1964年10月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc15
・交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1964年1月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc16
・交響曲第9番二短調(ノヴァーク版)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1964年12月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

 オイゲン・ヨッフム(指揮)

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ヨッフムのブルックナーはバラで殆んど持っ...

投稿日:2015/08/25 (火)

ヨッフムのブルックナーはバラで殆んど持っていたので、ダメ押し的に購入。 でも・・ベートーヴェンの第九が大変な名演なのにびっくり!  1952の録音なのでフルトヴェングラーの存命中である。なのに負けない、負けてない。 合唱も素晴しい。 ヨッフムは当時50歳で、すでに世界のトップレベルだったのだ! 第九の余白に(普通入るか?)2曲入っているのが泣かせる。[「アテネの廃墟」と「プロメティウスの序曲」]これはステレオ録音。 モノーラルの第九(これはこれで良いが)のあとなので、暗から明へのイメージである。

さっくん878 さん | 北海道 | 不明

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昔の指揮者には学者的風格があった。今の指...

投稿日:2015/02/01 (日)

昔の指揮者には学者的風格があった。今の指揮者はスターであり、ロック歌手に近い印象だ。中には舌をペロペロ出して道化師まがいの者も。演奏が良ければいいのだが、外見は中身を表している確率が高いようだ。ヨッフムの本質は”中庸”にある。しかし、その奥にはゲルマン人の熱い血がたぎっている。だから様式的に整ったベートーヴェンやブラームスよりブルックナーが好い。とりわけ4,7,8,9以外の演奏に惹かれる。カルミナプラーナ風。オケが全部バイエルンだったらよかったのに。もう一つの魅力はカラヤン以前のヨーロッパ楽壇の雰囲気が残っていることだ。これは文献的価値に近いものだ。だからアクロバチックな当世風の演奏を期待する人には物足りないだろう。しかし、聴いてホッとする演奏である。結論としては、音楽通には5つ星、一般的なオススメ度としては4つ星と言えるだろうか。

hustler さん | 福岡県 | 不明

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少なくともブラームスやベートーヴェンは数...

投稿日:2014/07/05 (土)

少なくともブラームスやベートーヴェンは数年前にDGからCD化されていたはずものだが、高かったブルックナーのDG全集も加わると、迷いながらもライブラリーに加えたくなるのがマニア心だ。サイズもコンパクトで収蔵に助かる。後年のEMIとのロンドン録音よりは風格より若い情念が前に出て意外にフルトヴェングラーなどを思わせるような大胆さも見える瞬間があり、面白い。ベートーヴェン、ブラームスは特に往年のフルヴェン時代のオケの渋い響きが魅力的で、ステレオのブルックナーはオケや音質はまちまちだが、晩年のライブやEMIのドレスデン録音の格調高さとも違う活力が満ち溢れる。録音の古い5番は63年に修道院でコンセルトヘボウとライヴをPHILIPSと撮り直しており、本人もやや不満があったのかも知れない。しかし、ベルリンフィルとの4番などはカラヤンオケに変貌しつつあるオケの力も相まって出色の出来だ。

eroicka さん | 不明 | 不明

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