1960年にリリースされた2枚のアルバムが収録されています。前半はラテンでキャバレロの得意とするビートの効いた演奏。後半はラウンジサウンドで好対照。全盛期の演奏を聴かせてくれる1枚です。

古き良きアメリカを偲ばせるポピュラーピアニストの名演集だがＳＨＭ仕様で音質が向上しているのが嬉しい。出来れば１００曲入りで３０００円位で発売されれば有難いのですが国内盤では無理ですかね？

音楽としては古いのかも知れない。しかし、”愛情物語”の映画でカーメン・キャバレロの音の虜になった、６０男にとって、華やかな演奏は身震いを覚えるくらいだ。ピアノのタッチの力強さと華やかさは十分聞き応えがある。