Appearing Nightly

個性派女流作曲家/ピアニスト、カーラ・ブレイの約5年ぶりのビッグバンド作。まだ彼女が10代だった頃の1950年代の華やかで賑やかな素晴らしいビッグバンドやアメリカの偉大なソングライターたちにオマージュを捧げています。

カーラ・ブレイ･ビッグ･バンドがレギュラーで出演しているパリのクラブNew Morningでのライヴ録音で、カーラが17歳で初めてピアニストとして仕事をしたモンタレーのジャズ･クラブBlack Orchidに思いを馳せた約25分のM-3は、Monterey Jazz Fesのために作られたものや、ガーシュウィンのスピリットが感じられるものなど、カーラならではのユーモア溢れる聴きどころ満載。

カーラ･ブレイの作品は様々なスタイルがあるが、彼女のビッグ･バンドのスコアはリリシズムへのあこがれ、はじけんばかりの喜びなど人間に起こる様々な感情が表現されており、それはこれまでデューク･エリントンやチャールス・ミンガスのスコアでしか感じられなかったほどの素晴らしさ。−Nat Hentoff,Wall Street Journal紙

Earl Gardner, Lew Soloff, Giampaolo Casati, Florian Esch:(tp) Beppe Calamosca, Gary Valente, Gigi Grata, Richard Henry:(tb) Roger Jannotta（ss,as,fl) Wolfgang Puschnig(as,fl) Andy Sheppard(ts) Christophe Panzani(ts)Julian Arguelles(bs) Carla Bley(p,cond) Karen Mantler(org) Steve Swallow(b) Billy Drummond(ds)