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Sym, 5, : Knappertsbusch / Vpo (1956)

Bruckner (1824-1896)

User Review :4.5
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
GS2047
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Limited,Import

Product Description

大注目! オープンリールテープからの復刻を開始!
第1弾はクナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルのブルックナー第5番
太く柔らかく艶やかな音、これぞ究極のアナログ・サウンド!


【制作者より】
GSレーベルでは今回から音源によりオープンリールテープの復刻も開始します。その第1弾はクナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲第5番、1956年、英デッカのステレオ録音です。オープンリールテープはLPとは違い基本的にプチパチ・ノイズはなく、内周の歪みもありません。空間的な再現能力はLPよりも上回っていると言われ、今でも一部には熱烈なオープンリール・ファンが存在します。
 この演奏は悪名高い改訂版を使用しているため、昨今の原典版ブームに押されてか、近年では過去の遺物のように扱われる傾向がなきにしもあらず。
 しかし、このオープンリールテープから復刻した太くて柔らかく、かつ非常に艶やかな音質で聴けば、クナッパーツブッシュの演奏は版の良し悪しを完全に超えた域にあることが再認識されるでしょう。(平林直哉)

【解説書の内容】
「なぜ、オープンリールテープからの復刻なのか?」、テープからの復刻に至った制作者による手記を掲載します。その他、クナの珍しいプログラムも掲載します。(以上、平林直哉)

【CDの内容】
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB.105(改訂版)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音時期:1956年6月3-6日
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 使用音源:London(U.S.A.)LCL80103(オープンリールテープ/19センチ、4トラック)

Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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LP時代によく聴いた 子どもの頃だ 版も何...

投稿日:2018/07/16 (月)

LP時代によく聴いた 子どもの頃だ 版も何も分かっていなかった ブルックナーへの憧憬をいや増す演奏だった 批判精神をもって久しぶりに聴いてみた 第一楽章はAgagioとAllegroが交替して進行する曲だが クナッパーツブッシュはModeratoを貫く しかしAlla breveも疎かにしない 練習記号Pからテンポを落とすAndanteといったところか 同UでA Tempoする デュナーミクも含めて改訂版の指示にも正確には従っていない 第二楽章は2/2のAdagioを完璧なテンポで奏する 三連符が推進力になって実際はAndanteに聞こえるブルックナーのアイディアを汲んでいる 昔も今も練習記号G からの落涙を禁じえない 同Hからの4/4もテンポを変えることなく高揚する見事さに感動する 第三楽章は小気味良い 幾度なく挟まるlangsamerも極端にテンポを落とさず accelerandoの指示を巧みに生かして流れの勢いを止めない TrioはAndantinoで軽やかなのも好い 改訂版なのでda capoするとScherzoはすぐ終わってしまう もの凄い省略だ 第四楽章は大幅に書き換えられていて 後半はパラフレーズが甚だしく別の曲と言うべきだ クナッパーツブッシュから学ぶことは多い 第三楽章のトリオまでは理想とすべき演奏だ わたしはここから指揮者の呼吸法を学んだ  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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「シャルク改訂版」大好き! 『改悪版だ』...

投稿日:2017/04/23 (日)

「シャルク改訂版」大好き! 『改悪版だ』、『正統派ではない』、『ブルックナーは、須く、ノヴァック博士版か、ハース博士版で聴くべし』、『改訂版を聴くなんて邪道だ』etc... この手の、『ブルックナー半可通共』の「説教」は聞き飽きました。 音楽を聴く、それも指揮者に依って「解釈の違い」が楽しめるクラシックを聴くのに、そのような「理屈」は一切不要だと思います。 また、「再現芸術」たるクラシック音楽は、自分が聴いて『この解釈での演奏が気に入った。大好き!』そう思う事が出来れば、それで充分なのです。 この世にも稀なる美しい音楽が、フィナーレ部分でブラスバンドの「別働隊」も加わって『神の栄光』を讃える盛り上がりこそが、この「第5交響曲」を聴く『醍醐味』であると私は思うのです。 来たる2017年5月19日に、かの怪演指揮者・ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーが、たった一晩、この『ブルックナーの交響曲第5番』を『シャルク改訂版』で演奏する為に来日します。 勿論、聴きに行きます。 ところで、このクナ・ウィーンフィル版は、レコード、国内盤CD、デッカ・オリジナル・リマスタリングCDと聴き続けて遂にこの「復刻版」に辿り着きました。 この『音』。特に第一楽章の第二主題がppになる箇所の美しさは、正に「筆舌に尽くしがたい」と私は思うのです。 「クナの何と言う『繊細さ』そして『優しさ』が溢れているのだろうか」と。 鑑賞者に依って『好き・嫌い』の在る事なので、強いてこの復刻CDを聴くべしと迄は申し上げません。 ただ『改訂版』である事が、聴かない理由なのだとしたら、その人は人生に於いて、『美しいもの』を体験する機会を失う事になるのではないでしょうか?

Albertine Simonet さん | 和歌山県 | 不明

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この盤自体は持っていないので大きなことは...

投稿日:2014/06/05 (木)

この盤自体は持っていないので大きなことは言えないが、他の盤で2枚も持っているので、あえて書かせていただこう。さぞや素晴らしい音になっているのだろう、と思う。しかし、小生はSACDの専用再生機器等を持っていないこともあり、音については言う資格がない。演奏は確かに当時はやや軽く聴こえたが、内容はいまだに世界一と思う。これと1959年のミュンヘンでのライブ(音の悪さはみなさん御存じの通り、「定評」がある!)を聴けるだけで満足だ。世間の悪評高い、フィナーレの打楽器追加も、小生には大満足だ。この2枚に比べると、マタチッチの部分的改訂版など、迫力はあるもののもの足りない。特に「シャルク改訂版」として出たボトスタイン/LPO盤など、ただ速いだけでクナとのあまりの出来の違いに辟易させられたものだ。こういった演奏で聴くとこの改訂版の欠点のみが強調されるが、クナのものは当然別格の出来だ。原典版を聴き慣れた方々には悪いが、楽譜も読めない小生にはどこと言っていいのかわからないが、フィナーレの大体12〜13分あたりのエピソードと、エンディングのトライアングル・シンバル等の追加の素晴らしさはこの指揮者にして可能だったとしか言えない。ミュンヘン盤ではさらにティンパニ奏者のド迫力の強打も最高である。チェリの超遅い演奏も確かに聴く価値はあるが、やはり当時の聴衆にはあまりに長すぎたのだろう、指揮者としてのシャルク等によるカットや打楽器追加はそういった時代背景を考慮すれば許されるのではないか?こと5番に関してはこう思わざるを得ない。もっと他の指揮者もこうした楽譜を使用した録音を残してほしい、と思うのは小生だけだろうか?もう少し安くなればぜひ欲しいものだ。ちなみに小生、このCDを復刻された平林氏の参加した日大管の宇野氏の振ったブル4番と9番(グランドスラムレーベル)を安く入手して持っているが、これらは改訂版ではなかったことだけを記しておこう。

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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