Ein Deutsches Requiem(English): J.Fort / London King's College Choir, M.Bevan, Farnsworth, Baillieu Uttley

ブラームスのドイツ・レクィエム
19世紀のロンドンで愛された英語歌唱版

2014年10月に急逝したデイヴィッド・トレンデルの後任として、2015年9月に18世紀の音楽と舞踏の研究者としても名高いジョゼフ・フォートを音楽監督に迎えた名門ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団。ジョゼフ・フォートとの新体制での第1弾は、ブラームスの『ドイツ・レクィエム』の英語歌唱版！
　1871年7月7日の4手ピアノ伴奏によるロンドン初演を経て、1873年4月2日にセント・ジェームズ・ホールでロンドン・フィルハーモニック・ソサエティにより初めて英語歌唱版の全曲の演奏が行われた『ドイツ・レクィエム』。作曲者、音楽学者だったジョージ・アレグザンダー・マクファーレン[1813-1887]によって「イングリッシュ・レクィエム」とも呼ばれたブラームスの傑作の英語歌唱版は、19世紀当時のイギリスの聴衆から絶大な支持を得ていたといいます。今を輝くソプラノのメアリー・ベヴァン、バリトンのマーカス・ファーンズワースをソリストに迎えての「イングリッシュ・レクィエム」。19世紀のロンドンの聴衆に愛されたその全貌が、研究の成果とロンドンの名門カレッジ合唱団のハーモニーによって明らかとなります。！（写真：輸入元提供）（輸入元情報）

【収録情報】
● ブラームス：ドイツ・レクィエム（英語歌唱、4手ピアノ伴奏版）

　メアリー・ベヴァン（ソプラノ）
　マーカス・ファーンズワース（バリトン）
　ジェームズ・ベイルー＆リチャード・アトリー（ピアノ）
　ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団
　ジョゼフ・フォート（指揮）

　録音時期：2017年4月7-9日
　録音場所：イギリス、クロイドン、トリニティ・スクール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）