CD

Brahms: Complete String Quartets

Brahms (1833-1897)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG4677
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ザ・オリジナルス Special(第2弾)
アナログ時代の音源をハイ・ビット・リマスタリングで蘇らせたシリーズのリニューアル!(一部デジタル録音も含みます)
不滅の名盤がルビジウム・カッティングで更に蘇る!


アマデウス四重奏団/ブラームス:弦楽四重奏曲全集(2CD)

1947年に結成され、1987年のシドロフの死まで同一メンバーで活動した伝説のカルテット、アマデウスSQによる永遠のスタンダード。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
CD1
・ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調op.51-1
・ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.51-2
CD2
・ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調op.67
・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調op.96『アメリカ』
 アマデウス四重奏団
  ノーバート・ブレイニン、ジークムント・ニッセル(ヴァイオリン)
  ピーター・シドロフ(ヴィオラ)、マーティン・ロヴェット(チェロ)

 録音時期:1959年9月、1960年1月
 録音場所:ハノーファー、ベートーヴェンザール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

【OIBP(オリジナル・イメージ=ビット・プロセッシング)】
オリジナル・アナログ・マスターテープに詳細に記録されている録音データに基づき、DGが開発した最新のテクノロジー「オリジナル=イメージ・ビット=プロセッシング」(略してOIBP)による、録音テイクごと丁寧にバランスやアコースティックを調整して、演奏家が望んだであろう、そして、エンジニアが録ろうとしたであろう、オリジナル・サウンドをより鮮明に、より表現豊かに再現しています。1本のマスター・テープのために割く作業内容は、大変に神経のいるもので、出来上がるまでにかなりの時間を要します。このように制作されたアルバムは、また新たな感動をもって聴くことができます。(ユニバーサル ミュージック)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ブラームスは、交響曲や協奏曲などにも傑作...

投稿日:2010/01/19 (火)

ブラームスは、交響曲や協奏曲などにも傑作を遺したが、作品を大観したところ、やはり室内楽曲に本領を発揮した作曲家と言えるのではなかろうか。にもかかわらず、室内楽曲の王道とも言うべき弦楽四重奏曲はたった3曲しか作曲していない。それも、交響曲第1番を書き上げるまでに、すべてを作曲し終えている。ブラームスは、その後は、弦楽六重奏曲やクラリネット五重奏曲、ヴァイオリンソナタなどの傑作を生み出していくことになるので、もしかしたら、弦楽四重奏曲というジャンルに限界を感じたのかもしれない。それとも、ベートーヴェンという存在があまりにも偉大に過ぎたのであろうか。それはともかくとして、ブラームスの弦楽四重奏曲も、決して凡作ではなく、室内楽曲に数々の名作を遺したブラームスの名声に恥じない佳作であると思う。その佳作のトップを争う名演が、このアマデウス弦楽四重奏団による一枚だと考える。アマデウス弦楽四重奏団の素晴らしさは、決してメカニックな音を出すことはなく、たとえて言うならば、演奏に手作りのぬくもりがあるということだ。これは、今をときめく現代の弦楽四重奏団には望みえない境地と言えるだろう。そして、このような温かいアプローチが、ブラームスの音楽にぴったりなのだ。ドヴォルザークは、旧録音であり、新録音があまりにも素晴らしい名演であるため、どうしても影が薄いが、生命力溢れる前進性という意味では、本盤に軍配があがるであろう。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ブラームス室内楽は何れも晦渋だが一度懐に...

投稿日:2009/11/11 (水)

ブラームス室内楽は何れも晦渋だが一度懐に入るとその魅力というか特に晩秋とか晩年とかに聴くと心に浸みます。本タイトルで私の持っている盤で申しますとアマデウス四重奏団はその弦楽四重奏で何と寂寥感、静寂感を表出していることでしょう。本SQのメンバーは独墺系が多いのもこうした曲にも対応出来る要素があるのでしょう。ブラームスの第1番、第2番とも1959年の収録で第1番(タイムは@8’05A6’40B9’03C5’34)はやヽ神経質な遣り取りが印象的、前曲よりは分り易い第2番(タイムは@9’13A9’19B5’17C6’25)は第1楽章のコーダ等の後の遣り場のない味わいは愁眉と言えるでしょう。他の曲は聴いておりませんが本盤は間違いないと期待されます。

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