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"Piano Trios Nos.1, 2, 3, Clarinet Trio : Vengerov(Vn)Pergamenschikow, Schwalke(Vc)Baschkirova(P)W.Fuchs(Cl)"

Brahms (1833-1897)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2066748
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
Normal
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description


ヴェンゲーロフ、バシュキロワらによる驚異的なアンサンブル
名手たちが描き出すブラームス珠玉のトリオ集


メトロポリタン・ミュニック制作によるレコーディド・エクセレンス・シリーズ。今回は2012年長期休養から完全復活を果たし、より一層深みを増した演奏を聴かせてくれたマキシム・ヴェンゲーロフと、エルサレム国際室内楽音楽祭の創設者であり芸術監督でもあるロシアのピアニスト、エレーナ・バシュキロワらによるブラームスを真に堪能できる三重奏曲集。
 冒頭のクラリネット三重奏曲では、ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスが洗練された技巧と色彩豊かな音色でたっぷり聴かせてくれます。ブラームス晩年のクラリネット傑作群のなかでポピュラーなのは五重奏曲ですが、ブラームス自身が気に入っていたのは、この三重奏曲であったようです。クラリネットの美しい響きを存分に引き出した作品で、フックス、ヴェンゲーロフ、バシュキロワと三人の奏者がバトンを渡していくような絶妙な掛け合いが見事です。
 またピアノ三重奏曲集ではピアノ、チェロ、ヴァイオリンのそれぞれの楽器の表現力が素晴らしく、ブラームスらしい魅力と情熱に溢れる演奏を披露しています。美しいアンサンブルはもちろんスケールの大きさを感じさせ、アインザッツの強弱の変化など、しなやかで柔軟な演奏を聴かせてくれます。演奏は2004年に55歳の若さで亡くなってしまったロシアの名チェリスト、ボリス・ペルガメンシコフ、そしてベルリン・フィルの12人のチェリストとしても活躍するディートマール・シュワルケの2人のチェリストが参加しています。
 ジャケット・デザインは新進気鋭のドイツのクリエイター、イヴォンヌ・アンドリーニによるドローイング。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ブラームス:
1. クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
2. ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
3. ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
4. ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101

 マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン:2-4)
 ボリス・ペルガメンシコフ(チェロ:2-4)
 ヴェンツェル・フックス(クラリネット:1)
 ディートマール・シュワルケ(チェロ:1)
 エレーナ・バシュキロワ(ピアノ)

 映像監督:ヤーノシュ・ドラヴァス(2-4)、ジャン=クロード・ピロウ(1)

 制作:1997年 メトロポリタン・ミュニック

 収録時間:117分
 画面:カラー、4:3
 音声:PCMステレオ
 NTSC
 Region All

 コンサート情報

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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「ブラームスとは誰か」を聴くことができた...

投稿日:2017/07/07 (金)

「ブラームスとは誰か」を聴くことができた 究極の演奏形態は”弦楽四重奏”だと巷間言い習わされる ジャズでもそうだが ”トリオ”も一方の究極形態ではないかと思う ブラームスの五つの”三重奏曲”から4曲が集められた バシュキロワのピアノの下にヴェンゲーロフらが集い三つのピアノ・トリオとクラリネット・トリオが演奏された 音楽はブラームスの円熟期から晩年に書かれたもの 歌に満ちた特性は変わらずとも静謐な透明感が覆う渋く落ち着いた語らいの音楽だ 第1番ロ長調も第3番とクラリネット・トリオの間に改訂されている てっきりこの改訂版を演奏していると思ったらヴェンゲーロフ達はOp.8の初版を演奏していた 二十歳の頃にブラームスが書いた楽曲はどこかぎこちなさが残るものの繊細で清新だ 大いに気に入った 添付冊子の記述が改訂版のものになっているので 演奏されている初版の速度と表情指示を記載する 1 Allegro con moto 2 Scherzo: Allegro molto - piu lento 3 Adagio non troppo 4 Allegro molto agitato 余計なことを書いたが ご一聴を 美しいトリオ演奏を夏風の中で聴くのは至福

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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