(Piano Trio)string Sextet.1, 2, : Grand Trio Vilnius

チェロの巨匠ダーヴィト・ゲリンガス参加「グラン・トリオ・ヴィリニュス」！

ドイツの作曲家テオドール・キルヒナー[1823-1903]は、1862年にブラームスと親交を持ち始めると、彼の音楽に熱中していきました。キルヒナーはブラームスの作品をいくつも編曲しており、このアルバムに収められた2つの弦楽六重奏曲にもとづくピアノ三重奏曲は特に優れた編曲のひとつとされています。
　グラン・トリオ・ヴィリニュスは2021年に結成され、3人のリトアニア出身の演奏家によって構成されています。チェリストのダーヴィト・ゲリンガスはモスクワ音楽院でロストロポーヴィチに師事し、1970年にはチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界中から注目を浴びました。北ドイツ放送交響楽団のソロ奏者を務め、他にもソリストとしてロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団など世界各地のオーケストラと共演しています。ヴァイオリニストのダリア・クズネコヴァイテは2008年のヘンリク・シェリング国際コンクールとヨハネス・ブラームス国際コンクールで優勝し、ヨーロッパやアメリカの多数のオーケストラと共演、2015年からはヴィリニュス弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンを務めています。ピアニストのペトラス・ゲニューシャスは複数のピアノ・コンクールで優勝し、世界40カ国以上でコンサート・ツアーを行うなど、世界中で高い評価を得ています。（輸入元情報）

【収録情報】
ブラームス／キルヒナー編：
● 弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18（ピアノ三重奏版）
● 弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36（ピアノ三重奏版）

　グラン・トリオ・ヴィリニュス
　　ダリア・クズネコヴァイテ（ヴァイオリン）
　　ダーヴィト・ゲリンガス（チェロ）
　　ペトラス・ゲニューシャス（ピアノ）

　録音時期：2022年6月14-17日
　録音方式：ステレオ（デジタル）