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(Piano Trio)string Sextet, 1, 2, : Ceccanti(Vn)Ceccanti(Vc)Fossi(P)

Brahms (1833-1897)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BRL96867
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ブラームス:弦楽六重奏曲(キルヒナーによるピアノ三重奏のための編曲版)
マッテオ・フォッシ(ピアノ)
ドゥーチョ・ チェッカンティ(ヴァイオリン)
ヴィットリオ・チェッカンティ(チェロ)


ブラームスの弦楽六重奏曲をピアノ三重奏曲に編曲したヴァージョン。編曲はブラームスと親しかったキルヒナーによっておこなわれ、ブラームス自身も「私を大いに楽しませてくれる」と喜んでいたヴァージョンです。
 演奏はイタリアのチェッカンティ兄弟とマッテオ・フォッシで、切れ味良くはっきりと力強く歌い上げる演奏は、嘆き節で有名な第1番第2楽章アンダンテでも27歳のブラームスの情熱がダイレクトに伝わるような良さがあります。

【作品について】
テオドール・キルヒナー[1823-1903]は、シューマン家と親交があり、1853年にシューマンがブラームスのキャリアを実質的にスタートさせた影響力のある記事を書いた時にもキルヒナーを引き合いに出していたほどです。
 キルヒナーはブラームスより10歳年長で、メンデルスゾーンやワーグナーにも賞賛されたピアニスト、オルガニスト、作曲家で、1865年にブラームスと温泉地バーデンバーデンで出会ったことから生涯にわたる交流が始まります。
 演奏家としての活動がメインだったキルヒナーは、楽器編成の大きな作品を演奏しやすいスタイルに編曲することで多くの聴衆が作品に触れるきっかけを増やすことに力を入れていました。
 ブラームスはキルヒナーの編曲を高く評価しており、キルヒナーにとっても楽譜が売れて良い収入源にもなったため、ピアノ独奏や二重奏用の編曲をおこなっていましたが、弦楽六重奏の編曲は三重奏ということで力の入り方も相当なものでした。

【演奏者について】
マッテオ・フォッシ(ピアノ)
1978年、フィレンツェに誕生。8歳でピアノを習い始め、フィエーゾレ音楽院でティツィアーノ・メアッリに師事。1995年、在学中にドゥーチョ・チェッカンティらとピアノ四重奏グループのクリムト四重奏団を結成。1999年、フェラーラ音楽院で最優秀で学位を取得。その後、マリア・ティーポ、ピエール・ナルチーゾ・マッシらのもとで研鑽を積み、2001年、シエナのアカデミア・キジアーナで行われたマウリツィオ・ポリーニのマスタークラスに参加。
 以後、世界的に独奏者、室内楽奏者として活動するほか、マルコ・ガッジーニとピアノ・デュオも結成しています。
 CDは、Brilliant Classics、Naxos、Stradivarius、Editions Hortus、Nimbus、DECCA、Tactusなどから発売。

ドゥーチョ・チェッカンティ(ヴァイオリン)
1974年、フィレンツェの音楽一家に誕生。父の指導で5歳でヴァイオリンのレッスンを開始。フィレンツェのルイジ・ケルビーニ音楽院を優秀な成績で卒業し、シエナのアカデミア・キジアーナでも研究を継続し優秀な成績で卒業。フィエーゾレ音楽院では、トリエステ・トリオとミラノ・トリオのコースを受講。
 以後、世界的に独奏者、室内楽奏者として活動するほか、コンテンポアルテンサンブル、アカデミア・キジアーナ器楽アンサンブルソロ・ヴァイオリン奏者を務めてもいました。1667年のニコラ・アマティを演奏。
 CDは、Brilliant Classics、EMI、Naxos、Stradivariusなどから発売。

ヴィットリオ・チェッカンティ(チェロ)
1972年、フィレンツェの音楽一家に誕生。5歳でチェロを始め、ミッシャ・マイスキー、ダヴィッド・ゲリンガス、ナタリア・グートマンに師事し、グートマンの弟子としてシュトゥットガルト音楽大学を優秀な成績で卒業。17歳でソリストとしてデビューし、ウィーンのムジークフェラインザールでピンカス・スタインバーグ指揮オーストリア放送交響楽団とラロのチェロ協奏曲を演奏。以来、ヨーロッパ、アメリカ、アジアで活躍。
 CDは、Brilliant Classics、EMI、Naxos、Stradivarius、EMA Vinci、Amadeusなどから発売。


【収録作品と演奏者】
ヨハネス・ブラームス 1833-1897
テオドール・キルヒナーによるピアノ三重奏のための編曲

●弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18 (1858/60)
1. I. アレグロ・マ・ノン・トロッポ 13'49
2. II. アンダンテ・マ・モデラート 9'04
3. III. スケルツォ 3'12
4. IV. ロンド 9'59

●弦楽六重奏曲第2番 ト長調 Op.36 (1864/65)
5. I. アレグロ・ノン・トロッポ 13'26
6. II. スケルツォ 6'59
7. III. ポコ・アダージョ 8'22
8. IV. ポコ・アレグロ 8'51

ドゥーチョ・チェッカンティ(ヴァイオリン)
ヴィットリオ・チェッカンティ(チェロ)
マッテオ・フォッシ(ピアノ)

録音:2018年10月5日〜7日、イタリア、ペルージャ、ピアノ・エ・フォルテ・スタジオ

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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