CD

Symphony, L'Arlesienne Suites Nos.1, 2 : Marriner / ASMF

Bizet (1838-1875)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
WPCS13363
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

マリナー/ビゼー:交響曲、『アルルの女』第1組曲、第2組曲

1924年生まれ、来年(2016年)92歳を迎えるマリナーが、1959年創設以来深い絆をもつアカデミー室内管弦楽団を率いて2016年4月に来日公演を予定。 来日に焦点を合わせ、実績のある録音が再登場。(WARNER MUSIC)

【収録情報】
ビゼー:
● 交響曲ハ長調
● 『アルルの女』第1組曲
● 『アルルの女』第2組曲


 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音時期:1992年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【アーティストプロフィール】
1924年、イングランドのリンカーン生まれ。ロンドン王立音楽大学とパリ音楽院でヴァイオリンを学ぶ。その後、マーティン弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者を務め、音楽学者サーストン・ダートと共にジャコビアン・アンサンブルを創設。当初、イートン校でヴァイオリンを教えていたが、そのかたわらでピエール・モントゥーに指揮の指導を受ける。
 1952年フィルハーモニア管弦楽団に入団し、その後、1956〜68年にはロンドン交響楽団の第2ヴァイオリン首席奏者を務める。この間、トスカニーニ、フルトヴェングラー、カラヤン、モントゥーなどの名指揮者のもとで経験を積む。
 1958年、アカデミー室内管弦楽団を創設。コンサート・マスター兼指揮者として活動をはじめたが、その後、指揮に専念する。当初、アカデミー室内管弦楽団は弦楽器だけのアンサンブルで、バロック音楽や古典派・ロマン派の弦楽作品をレパートリーの基本としていたが、次第に管楽器も加えて古典派の交響曲の演奏を行うようになる。その後、通常のオーケストラの編成まで規模を拡大し、シューベルト、メンデルスゾーン、ブラームスの交響曲全集録音などにも取り組む。
 1969年からロサンジェルス室内管弦楽団の音楽監督を務め、客演も含めた指揮活動が本格化。1971〜73年ノーザン・シンフォニアの準指揮者を兼務し、1979年〜86年ミネソタ管弦楽団の音楽監督、1983年〜89年シュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を歴任。1985年に「ナイト」の称号を受ける。
 ウィーン、ベルリン、パリ、ミラノ、アテネ、ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、東京の各地でオーケストラを指揮し、日本では、NHK交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、兵庫芸術文化センター管弦楽団を指揮。映画「アマデウス」のサウンド・トラックでは指揮及び音楽監督を務め、3部門のグラミー賞を獲得した。現在はアカデミー室内管弦楽団の「ライフ・プレジデント」の肩書きを持ち、2014年4月には、90歳の誕生日を記念してロイヤル・フェスティバル・ホールで開催されたバースデー・コンサートで指揮し、大喝采を浴びた。
 2014年、長年にわたって数多くの録音を残してきた功績を讃え、ロンドンのグラモフォンから特別賞を授与された。(WARNER MUSIC)

Track List   

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
四半世紀以上前の演奏録音だが その魅力と...

投稿日:2019/03/21 (木)

四半世紀以上前の演奏録音だが その魅力と価値が減じることはない そのソノリティは懐かしいのに新しい ”アルルの女”冒頭の弦のユニゾンから聴き惚れてしまう 燻し銀の音色が醸す柔和で凛とした佇まいに魅入られてしまう 興奮したり熱狂したりしないが 常に決然と前進する音楽は潔いほど簡潔でスピード感を失わない それでは素っ気なかろうと言う向きもあろう だがつれないものが必ずしも無情なのではない 先ず音色の美しさに傾注することから始めよう 聴き進む中に或いは聴き了えた後にそこはかとなく誘引する情趣が感じられるではないか 何か己の音楽が志向する世界観をまざまざと見せつけられているようだ ”交響曲”も溌剌とした音楽の本質を描き出して満たされるが ”アルルの女”には心捉われてしまう ”ファランドール”にタンブーランを使っていない憾みはあるが それだけに民族性を越えた普遍の美を体現していると感じる あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
聴かせ上手なマリナーの棒が、交響曲ではア...

投稿日:2010/08/16 (月)

聴かせ上手なマリナーの棒が、交響曲ではアダになってしまったようだ。ティンパニーの強打や、管楽器の突出などはコントロール不足ではなく、一種の「演出」と思われるが、極めて簡潔な書法によって書かれたビゼー青年の作にはミスマッチのような気がする。もっと爽やかにやってほしかった。アルルでは管弦楽の妙と迫力を如何なく発揮していて、流石で最高なのだが…。

蓮華人 さん | 千葉県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
LONDONに同じメンバーによる交響曲第1番の...

投稿日:2006/12/27 (水)

LONDONに同じメンバーによる交響曲第1番の録音があり,その演奏でこの交響曲を初めて聴き,好きになりました.どうもその印象が強くて,また聴きたくなり,このCDを買いました.やはり,すばらしい演奏で,適度に軽くて若々しいのが,大変好ましいものです.

北関東のヤツ さん | 群馬県 | 不明

0

Symphonies Items Information

Recommend Items