SACD

Violin Concerto : Zino Francescatti(Vn)Bruno Walter / Columbia Symphony Orchestra (Hybrid)

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC10352
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description


ブルーノ・ワルターの芸術・全ステレオ録音1957-1961[12]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲


ブルーノ・ワルター[1876-1962]が最晩年の1957年〜61年にかけて残したステレオ録音は、彼の膨大なディスコグラフィの中でも最重要の演奏であり、長い音楽活動のさまざまな経験と深い洞察とが結実した、録音の「世界遺産」級の名盤ぞろい。特別に組織されたコロンビア交響楽団との緻密なリハーサルとセッションを積み重ね、音響効果の優れたアメリカン・リージョン・ホールで最新鋭の機材・技術で収録されたステレオ初期の名録音です。それらを1998年以来21年ぶりに新規リミックス&リマスターし、2020年度第58回「レコード・アカデミー賞」特別部門・特別賞を受賞した『ブルーノ・ワルター全ステレオ録音SA-CDハイブリッド・エディション』(全7巻、2019〜20年発売)からの分売です。
 1958年のモーツァルト第3番、第4番、1959年のブラームス二重協奏曲に続くフランチェスカッティとの共演。美音のソロは古典の規を重視し、オーケストラが彩る豊かなニュアンスはワルターならでは。日本からのリクエストで実現した録音で、長らくアナログ時代の定番として聴き継がれてきた不滅の名盤です。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61


 ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
 コロンビア交響楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音時期:1961年1月23,26日
 録音場所:ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(在郷軍人会ホール)
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

 [オリジナル・レコーディング]
 ジョン・マックルーア(プロデューサー)

 [オリジナル・アナログマスターテープからのトランスファー、DSDリマスタリング]
 アンドレアス・K・マイヤー、ジェニファー・ナルセン(マイヤー・メディアLLC/ニューヨーク、スワン・スタジオ)

 日本独自企画 日本国内のみの発売 2019/20年DSDリマスター ジュエルケース仕様


Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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Meyerチームによるワルター/コロンビア響...

投稿日:2021/07/03 (土)

Meyerチームによるワルター/コロンビア響のNew Master盤はすべての面でこれまでのLP,CD盤を超越している。オリジナル録音に本質的に手を入れていないMeyerチームによるNew Master盤では高音域も低音域も自然でリアルであり,本質的にこの上なく美しい。個々の楽器の音もオーケストラ全体の音も立体的であり,強奏部もエネルギーと力にみなぎりながらも余裕があって豊かである。もともと美しかったフランチェスカッティのバイオリンも,さらに崇高さと透明感が増し,精神的な深さも一層感じられるようになった。ベートーヴェンの音楽の本質である強い生命力,崇高性,真の美しさが完璧に発揮された,輝きに満ちた演奏である。

苦沙弥 さん | 北海道 | 不明

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フランチェスカッティと言えば私などはパガ...

投稿日:2013/05/02 (木)

フランチェスカッティと言えば私などはパガニーニ、メンデルスゾーン、ラロといったロマンチックな甘い音楽に向いた演奏家の先入観がありますがベートーヴェン・・・殊に協奏曲は作品の造形美もさることながら旋律線のロマン性には彼の美点が発揮されている様で本盤フランチェスカッテイム59歳、ワルター(85歳)/コロンビアSOの1961年演奏分(タイム@23’25A9’41B10’05)の他に結構ライブも含め演奏盤が残っており1946年クリュイタンス/パリ音楽院Oとの演奏(同@22’47A10’04B9’36)、1950年オーマンディ/フィラデルフィアOとの演奏(同@23’41A〜B19’35)、1952年ミトロプーロス/NYPOとの演奏(タイム未確認)、1954年ミュンシュ/ボストンSOとの演奏(同@25’08A10’58B10’36)、1958年ベイヌム/アムステルダム・コンセルトヘボウOとの演奏(タイム未確認)等々意外な程多いですね。さて、本盤ワルターとの共演はワルターの歌っぼい伴奏とこのオーケストラの音質特徴なのかやや映画音楽的サウンドが手伝って徹頭徹尾ゆったりと艶やかなまでな演奏に仕上がっております。まぁワルター最晩年の演奏と言えど更に情感豊かな温もりある指揮ぶりは特に中間楽章でのフランチェスカッティの流麗さに拍車をかけており正直ちょっと「甘過ぎ」な面がベートーヴェンの造形美をメロメロ寸前にしている印象もありますがそれを楽しむに割り切らざるを得ない処に落ち着きそうに思いました。正に当時の一つの代表的なプロの味なのでしょうね。ただ本盤、この一曲だけというのはちょつと物足りない感じはしました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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4大ヴァイオリン協奏曲の一角を占める不朽...

投稿日:2010/06/02 (水)

4大ヴァイオリン協奏曲の一角を占める不朽の名作。しかも、ベートーヴェンが作曲した数々の楽曲の中でも、最も明朗な要素を持った傑作。この傑作ヴァイオリン協奏曲には、これまで多くの名指揮者&名ヴァイオリニストのコンビが、その登頂に向けて挑んできた。その結果として、これまで数多くの名演が成し遂げられてきたが、本盤のワルター&フランチェスカッティの黄金コンビによる演奏も、過去の様々な名演に決して引けを取らない名演であると高く評価したい。本名演の特徴を一言で言えば、情感豊かな人間的な温もりのある演奏ということができるのではないだろうか。ワルターのヒューマニティ溢れる情感豊かな指揮ぶりは、いつもながら感動的であるし、ワルターと同様に、いわゆる技術偏重には陥らず、どこまでもあたたかみのある演奏を披露するフランチェスカッティのヴァイオリンも素晴らしい。ワルターの確かな統率の下、コロンビア交響楽団も最高のパフォーマンスを示していると言える。DSDリマスタリングは、ややきつめの音質に仕上がったような印象があり、鮮明さにおいてはややグレードアップが見られるものの、全体としてイマイチな感じがしたのは大変残念だ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

  • Furtwangler / Bayreuth 1951 German Edition. In 1951 Wilhelm Furtwangler twice demonstr... HMV&BOOKS online|Friday, January 1, 2008 21:20
    Furtwangler / Bayreuth 1951

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