CD

Violin Concerto: I.faust(Vn)Abbado / Orchestra Mozart +berg

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KKC5221
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

演奏者・曲目の両面にカップリングの妙が光る。アバドの提案から実現したという共演だが、モーツァルト管の響きにまでもこれまで以上の充実が聴かれる。何よりもファウストが美味しい。直裁で、無駄のない安定したハーモニーはヴァイオリンという楽器の本質を聴く思いがする。優秀録音。★(田)(CDジャーナル データベースより)

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ベルクのヴァイオリン協奏曲はクレーメルの...

投稿日:2022/06/17 (金)

ベルクのヴァイオリン協奏曲はクレーメルの名演などがあるが、録音の秀逸さ、オーケストラのサポート力の高さ、何よりファウストの叙情豊かな表現力の3点を考慮すると、この録音が最高の演奏ではないだろうか。ベートーヴェンもかなり良い演奏だ。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ベルクが超美演。もっとどろどろした演奏も...

投稿日:2017/02/28 (火)

ベルクが超美演。もっとどろどろした演奏もあり得るだろうけど、水晶のように透明度の高い音で逝ける天使とシンクロして止むことがない。アバドのオケも実に雄弁。これ以上は望めないような演奏だ。ライブではここまで克明な音は聞こえないだろう。とりわけ天使が「昇天」するエンディングは一際テンポも落として奏され、実に感動的。似た感じで素晴らしいのはベートーヴェンの二楽章。ベルクが悲しみともに繰り広げる叙情を、ここでのベートーヴェン(とファウスト)は幸福感に満ちた音で綴っている。その対比のためにこのコンビネーションだったのかと思うくらいだ。三楽章もバッハの無伴奏の速い舞曲でもそうだった活気に満ちたフィナーレが聞ける。多少の注文がつくのが一楽章。この曲の器の大きさには幾分届いていない感じはする。去年の実演では、音量の小ささは別として、そんな風には感じられなかった。それが録音当時からの円熟というか進歩なのだろう、と断言するほど実演の細部の記憶が定かではないのだけれど。この曲は最近デヴィートやヌヴーなど歴史に名だたる女流の演奏に感動したが、この時点でのテイクに関するかぎりは、まだちょっと(だけだけど)差を感じてしまった。アバドもこっちはどうということはない。パパはマエストロ さんと正反対の評価で恐縮ですが。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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アバド指揮のモーツアルト管の響きがいい。...

投稿日:2016/11/06 (日)

アバド指揮のモーツアルト管の響きがいい。もう晩年のアバド得意のモダンに若いオーケストラ。導かれる存在感、集中力抜群のイザべレ・ファウスト。ベートーヴェンは、ピリオド折衷だけど、もう女王の貫禄に厳しさと、柔らかい響きでアバドと共に歌い、謙虚にも聴かせる。素晴らしき現代のベートーヴェン。チョン・キョンファ、テンシュテットの重い、集中力、熟練の演奏、コパチンスカヤ、ヘレヴェッヘの古楽、懸命の若々しいベートーヴェン、或いは、ナイジェル・ケネディ、ポーランド室内管の奔放に見えて丁寧、愛情に満ちた演奏に負けない、否、凌駕するか。渾身のベートーヴェン、名演。私の耳は、この処、この演奏を呼ぶ。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

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