SACD

Symphony No, 4, : C.Kleiber / Bavarian State Orchestra (1982 Live)(Single Layer)

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KKC10000
Number of Discs
:
1
Format
:
SACD

Product Description

ついにSACD化!
ベートーヴェン交響曲第4番
クライバー&バイエルン国立管
ベーム追悼演奏会ライヴ

クラシック屈指のベストセラー・アルバムであるクライバーのベートーヴェン第4番がついにSACD化されます。しかも最近オーディオ好きに大受けのシングルレイヤー仕様でのリリースです。

【第7番の5年後のSACD化】
クライバー得意のベートーヴェン交響曲第4番と第7番というプログラムが演奏された1982年5月3日のライヴ音源は、同じ日の録音にも関わらず、なぜか交響曲第4番の方が音質が良いというのは有名な話でした。そうした事情を反映してか、交響曲第7番の発売は収録から四半世紀近く経った2006年となっていましたが、最初からSACDでの発売だったため、交響曲第4番のSACD化を待ち望む声も多く、今回のリリースは大いに歓迎されるところでもあります。

【日本の独自企画】
今回のSACDは日本独自の企画で、日本からの依頼によりドイツでマスタリングし、生産されたディスクを輸入、日本でハードカバーのしっかりとしたブック仕様のケースにアッセンブルするという方法を採用。ケースのブックレットには日本語解説を掲載し、国内盤仕様でのリリースとなっています。(輸入盤は発売されないということです)

【アナログ名録音】
今回のSACD化にあたっては、オルフェオ・レーベルが新たにDSDマスタリングを施した音源が使用され、それをシングルレイヤーのSACDに収録することにより、求められる最高の音質が実現されているということです。
 もともとこの交響曲第4番は、「プリンツレゲンテン劇場改修基金」のために独オルフェオからLPリリースされた際には、有名なオーディオ評論家、長岡鉄男氏も絶賛していたほどの良い音質だったので、今回のSACD化により、音の鮮度と立ち上がり、帯域バランスなどがCDより向上すれば、かつてのアナログ盤を超え、元のマスターテープに肉薄するサウンドが期待できるのではないかとも思われます。

【特別な演奏会】
1982年5月3日、カルロス・クライバーとバイエルン国立管弦楽団は“カール・ベーム追悼”と銘打ったマチネー・コンサートをミュンヘンの国立劇場でおこない、ベートーヴェンの交響曲第4番と第7番を演奏して大成功を収め、数々の賞賛を浴びました。

【ヨアヒム・カイザーも絶賛】
この演奏会を聴いたドイツの高名な批評家ヨアヒム・カイザーは、「これら(ふたつの)交響曲演奏は、これまでのいかなる完全なスタジオ・レコーディングよりもはるかに印象的であった。それは永遠に忘れ得ないコンサートだったのである。」と手放しの大絶賛でした。

【強烈演奏に聴衆も大興奮】
この演奏が発売されると世界の音楽ファンに衝撃を与えました。天井知らずの熱狂と猛烈なスピード感、切り立つ音響の凄まじさと入念をきわめた細部表現による多彩でデリケートなニュアンスを併せ持ち、緊張と解放を自由自在にくりかえしながら未曾有の燃焼度を達成した稀代の名演と評され、天才カルロス・クライバーの稀有な才能をもっともダイレクトに伝える名盤として、数あるクラシック音楽のCDの中でも屈指の大ベスト・セラー盤となっていることはご承知のとおりで、そのことは演奏と共に収録された聴衆の反応からも明らかです。
 呆然としたパラパラ拍手の状態からやがて沸き起こる盛大な歓声、そして場内に轟く足踏みの大音響が加わってのブラヴォーの嵐... そこには感動の深さを演奏者に伝えずにはいられない聴衆の真情、心の底からの感謝の気持ちが込められているかのようです。(HMV)

【クライバーの言葉】
「私にとって、レコーディングにOKを出すことは常にある種の恐怖を伴うことでした。しかし、バイエルン国立管弦楽団との今度の演奏は、大いなる喜びを持って私がレコーディングを承認することを可能にしてくれました。
 我々は、耳に訴えるこの“スナップ・ショット”に対し、いかなる化粧も施したくありませんし、どんな小さな修正も加えたくなかったのです。実際、どのような批判に対しても、私たちは反論する根拠を持っています。
 生命力を耳から感じ取ることができる人達にとって、これほど心をこめて、自信を持って、また精霊に導かれるかのように楽しげに演奏を聴かせてくれるオーケストラは、バイエルン国立管弦楽団を置いてほかにないとすら断言できます。本当にありがとう!」

【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 op.60
 第1楽章 アダージョ−アレグロ・ヴィヴァーチェ
 第2楽章 アダージョ
 第3楽章 メヌエット.アレグロ・ヴィヴァーチェ
 第4楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ

 バイエルン国立管弦楽団
 カルロス・クライバー(指揮)

 録音時期:1982年5月3日
 録音場所:ミュンヘン、国立劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 レコーディング・エンジニア:ディーター・ベーネ

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
36
★
★
★
★
☆
 
8
★
★
★
☆
☆
 
4
★
★
☆
☆
☆
 
3
★
☆
☆
☆
☆
 
2
★
★
★
★
☆
クライバーらしくスピーディでかっこよい演...

投稿日:2021/02/22 (月)

クライバーらしくスピーディでかっこよい演奏。しかし、もう少し重厚で音質が良ければさらに良かったと思う。

gakusei さん | 北海道 | 不明

0
★
★
☆
☆
☆
いつもながらのスポーツ的演奏。ブラームス...

投稿日:2019/12/03 (火)

いつもながらのスポーツ的演奏。ブラームスでもモーツアルトでもどこかスポーツ的印象が拭えない。言い方を変えれば外面的な感じ。だから聞いていても曲の内部まで気持ちが入っていかない。恰好はいいが中身が薄く芸術までには達してないで音楽で止まっている感じ。だから一回聴いて終わり。繰り返しきく演奏ではなさそう。その点ではチェリビダッケとよく似ている。テンポ、表情等、表れ方は正反対だけどは共に浅っぽいところが見え隠れしている。この4番などムラヴィンスキーの足元にもおよばない。

robin さん | 兵庫県 | 不明

3
★
★
★
★
★
ベートーヴェンの4番をこれだけ活力、情熱...

投稿日:2014/04/23 (水)

ベートーヴェンの4番をこれだけ活力、情熱、生命感、悲哀、セクシーさまで併せ持ち、演奏出来る事が、あり得たろうか。カルロス、バイエルンの奇跡、人間、音楽家は、これ程の事が成し得るのだ、と言う1回きりの演奏が、録音され聴ける喜び。これ以後の4番演奏に、終止符を打ってしまった。傷もあるが、取るに足らぬ事、特異、異端の演奏かも知れぬが、この日、バイエルン国立管のオーケストラは、クライバーとともに、世界一のオーケストラになった。併演された7番が、DG、ウィーンフィルのセッション盤が、あったが為に長らく発売されなかったのは、クラシック界の悲劇。バイエルンとの7番も絶対の必聴。コンセルトへボウとの映像も、出来るだけ若いうちに、死ぬまでに、見ておけ!。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

1

Beethoven (1770-1827) Items Information

  • Furtwangler / Bayreuth 1951 German Edition. In 1951 Wilhelm Furtwangler twice demonstr... HMV&BOOKS online|Friday, January 1, 2008 21:20
    Furtwangler / Bayreuth 1951

Symphonies Items Information

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト