SACD

Symphonie Nos.4, 5 : Bruno Walter / Columbia Symphony Orchestra (Hybrid)

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(8)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC10348
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description


ブルーノ・ワルターの芸術・全ステレオ録音1957-1961[8]
ベートーヴェン:交響曲第4番、第5番『運命』


ブルーノ・ワルター[1876-1962]が最晩年の1957年〜61年にかけて残したステレオ録音は、彼の膨大なディスコグラフィの中でも最重要の演奏であり、長い音楽活動のさまざまな経験と深い洞察とが結実した、録音の「世界遺産」級の名盤ぞろい。特別に組織されたコロンビア交響楽団との緻密なリハーサルとセッションを積み重ね、音響効果の優れたアメリカン・リージョン・ホールで最新鋭の機材・技術で収録されたステレオ初期の名録音です。それらを1998年以来21年ぶりに新規リミックス&リマスターし、2020年度第58回「レコード・アカデミー賞」特別部門・特別賞を受賞した『ブルーノ・ワルター全ステレオ録音SA-CDハイブリッド・エディション』(全7巻・2019〜20年発売)からの分売です。
 2曲ともニューヨーク・フィルとのモノラル録音以来の再録音で、米初出LPではこの2曲のカップリングが初出。第4番の瑞々しいロマンティシズム溢れる解釈は作品のイメージにぴったり。第5番は冒頭の運命動機のフェルマータが長いことで有名で、提示部を繰り返さないのも今となってはユニーク。(メーカー資料より)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60

 録音時期:1958年2月8日(第2,4楽章)&10日(第1,3,4楽章)

● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
 録音時期:1958年1月27日(第1,2楽章)&30日(第3,4楽章)

 コロンビア交響楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音場所:ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(在郷軍人会ホール)
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

 [オリジナル・レコーディング]
 ジョン・マックルーア(プロデューサー)、ウィリアム・ブリッタン(エンジニア)

 [オリジナル・アナログマスターテープからのトランスファー、DSDリマスタリング(2019年)]
 アンドレアス・K・マイヤー、ジェニファー・ナルセン(マイヤー・メディアLLC/ニューヨーク、スワン・スタジオ)

 日本独自企画 日本国内のみの発売 2019/20年DSDリマスター ジュエルケース仕様

Track List   

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Comprehensive Evaluation

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両曲とも素晴らしい。ときおり紙ジャケット...

投稿日:2019/09/03 (火)

両曲とも素晴らしい。ときおり紙ジャケットのこの盤を聴くが、その都度、いい気分にさせてくれる。じっくりと聴かせながらも、要所要所では鋭さも見せる第4番、出だしから白熱した動機を奏でる第5番、ワルターのCDの中では申し分ない。やはりLP盤はすごかったなぁ。

じゅんとねね さん | 北海道 | 不明

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データ中心の再書き込みをさせていただきま...

投稿日:2012/12/28 (金)

データ中心の再書き込みをさせていただきます。ワルター/コロムビアSOのベートーヴェンはホッとする面があります。この「運命」は昔から聴き慣れた第1楽章最初の運命の扉動機のフェルマータはワルター特有のものでさりとて決して深刻ではありません。1958年録音という事はワルター82歳の高齢でもありこの調子で行くとタイム的に長いのかなと思うと「さにあらず」でむしろ短い・・・全体タイム@6’24A10’50B5’47C9’32・・・「運命」の曲を聴く上で何を期待?するかにより評価は微妙ですが私の年代では冒頭記したように無形の財産として貴重です。その第1楽章は反復されていない事と最初の運命扉動機のフェルマータから反転した様に展開部はやや性急さの為短めになってはいますが終始弦のリアルな擦り音や後段詰めでの絶妙な瞬間の溜め切りにより面白い楽章になりました。第2楽章はスタート跳ねる様な感じでゆっくりした足取り、「間」を充分取りながらの運びは正直ダレル直前で更に中間段落での引き伸ばしはワルター独特の「歌う」範囲なのでしょう。第3楽章はまぁ無難に過ぎますが最終楽章への移り変わりにはもう少し効果的なものを期待しなかったわけではありません。コロンビアSOは映画音楽などを専門にレコーディングしていた音楽家達を集めた急造オーケストラである為か録音のせいかやや甘ったるい処もあり暖かい響きで最終楽章での勝利の雄叫びの力強さに少し物足りなさを覚えはしました。なお、ワルター指揮の運命交響曲はHMVカタログ等では他に何れもNYPOを振った1941年物(タイム未確認)、1950年物(タイム@6’16A11’29B5’56C8’43)、1951年物(タイム未確認)等が見られます。一方、交響曲第4番はワルターにうってつけの曲と私には思われ1958年録音の本盤演奏(タイム@9’45A9’57B6’17C5’51)は先のオーケストラ音色がプラスに働いた如く同曲盤ではトップクラスでその流麗さ・明るさそして何よりも大らかさが魅力でありますなお、1952年NYPOとの演奏(同@9’25A9’54B5’31C5’45)の方はもう少しキリッとはしていますがモノラルでもありこの曲の「良さ」は本盤ステレオ演奏に私は軍配をあげたいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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第4は、近年ではムラヴィンスキーの東京ラ...

投稿日:2009/07/06 (月)

第4は、近年ではムラヴィンスキーの東京ライブ盤や、クライバーのライブ盤などのきりりと引き締まった演奏がもてはやされる傾向があるが、本盤のワルターのトラディショナルな名演を聴くと、懐かしい故郷に帰郷したようなほっとした気持ちになる。どの一部をとってもふくよかな木の温もりのようなものが感じられ、かといっていざという時の迫力にもいささかの不足はない。第5にも同様のことが言える。Blue-spec CD化も、第4ではややテープヒスが目立つものの、全般的に音質が向上しており、名盤としての価値をより一層高めることに貢献している。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

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