CD Import

Sym.7, 8: H.wolff / Frankfurt Rso

Beethoven (1770-1827)

User Review :0.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
HRMK03406
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ウルフ&フランクフルト放送響のベートーヴェン
ピリオド・スタイルのみごとな結実
壮快に躍動する第7番&第8番

名門フランクフルト放送響を前首席指揮者ウルフが振ったベートーヴェン。2002年録音の「運命」、「田園」に続いて登場するのは、その性格上ふたごの関係にあるといわれる第7番と第8番。
 1953年パリ生まれ、名門ハーバード大とパリ音楽院ほかで学んだウルフは、ピアノをフライシャーに、クラムとメシアンに作曲を師事したエリート指揮者です。フランクフルト放送響の首席指揮者時代(1997年〜2006年)には、ノリントン&シュトゥットガルト放送響の例を連想させますが、ピリオド演奏の実践をこの伝統あるオケに持ち込み目覚しい成果をあげています。
ウルフ自らが述べる演奏上のポイントとして、具体的には以下のようなことが挙げられます。
 まず、ヴァイオリン両翼型の対向配置よるステレオ効果で、ベートーヴェンが意図した旋律の受け渡しも手にとるように明快。ちなみに、モダン楽器による弦楽器奏者の数は総勢52人(第1、第2ヴァイオリン各14、ヴィオラ10、チェロ8、コントラバス6)で、これにナチュラル・ホルンとナチュラル・トランペットに、ケトルドラムが加わります。
さらにボウイングとアーティキュレーションは新しいべーレンライター版に準拠して、ヴィブラートは過剰を避けて控え目にとどめられています。また、無視せずに従うように努めたというメトロノームの指定も“今回の2曲では演奏可能な範囲でことさら違和感はなく、むしろとてもピッタリ”。印象としてはかなり急速感のある仕上がりとなっています。
 エネルギー感に満ち、きびきびとした音楽運びが魅力の当アルバムは、ベートーヴェン演奏のスタンダードにふさわしい充実の内容です。

ベートーヴェン:
・交響曲第7番イ長調Op.92
・交響曲第8番ヘ長調Op.93
 フランクフルト放送交響楽団
 ヒュー・ウルフ(指)

 録音時期:2005年12月19−23日
 録音場所:ヘッセン放送ゼンデザール

【プロフィール】
ヒュー・ウルフは1953年パリ生まれ、両親はアメリカ人。アメリカに戻ってハーバード大学で学んだ後、逆にフランスに留学。1979年にワシントン・ナショナル交響楽団でロストロポーヴィチの副指揮者に就任。1992年から2000年までニューヨークのセント・ポール室内管弦楽団の音楽監督を務め、ここで名声を築きました。1997年にフランクフルト放送響の首席指揮者に就任しています。
 ウルフは就任以来、ドイツの古典派交響曲を積極的に取り上げ、しかも管楽器やティンパニなどにピリオド楽器を採用、ヴァイオリンの対向配置を採用するなど、積極的にオーケストラを21世紀スタイルに引っ張りあげ、高い評価を得ています。

Track List   

  • 01. Hr-sinfonieorchester - Sinfonie Nr. 7 A-dur Op. 92
  • 02. Poco Sostenuto - Vivace
  • 03. Allegretto
  • 04. Presto
  • 05. Allegro Con Brio
  • 06. Hr-sinfonieorchester - Sinfonie Nr. 8 F-dur Op. 93
  • 07. Allegro Vivace E Con Brio
  • 08. Allegretto Scherzando
  • 09. Tempo Di Menuetto
  • 10. Allegro Vivace

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
☆
☆
☆
☆
☆
 ヒュー・ウルフはどうも派手な話題好きの...

投稿日:2009/05/02 (土)

 ヒュー・ウルフはどうも派手な話題好きの日本人にはあまり評判が芳しくないようだが,この演奏は先入観なしに聴いてほしい。久しぶりにFRSOからガッツのあるドイツ的な音を引き出した腕は,並みのものではない。ここでのウルフの演奏スタイルは徹底的に原典主義であり,エキセントリックなことは一切せず,愚直な程潔く真正面からベートーヴェンに取り組んでいる。でも,細かい表現も決して軽視していない。楽器配置はヴァイオリン対向配置,リピートは全て楽譜どおり実施しているが,学問的な無味乾燥は微塵もなく,燻し銀の生命力がある。

Abbadian さん | 東京都 | 不明

1

Beethoven (1770-1827) Items Information

  • Furtwangler / Bayreuth 1951 German Edition. In 1951 Wilhelm Furtwangler twice demonstr... HMV&BOOKS online|Friday, January 1, 2008 21:20
    Furtwangler / Bayreuth 1951

Symphonies Items Information

Recommend Items