Hi Quality CD

Piano Concerto, 5, : Gilels(P)Szell / Cleveland O +variations

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TOCE91084
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
Hi Quality CD

Product Description

EMIクラシックス・ベスト100・プレミアム
ギレリス、セル/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

最盛期のギレリスが巨匠セルとともに残した最上のベートーヴェン!
EMIクラシックス・ベスト100・プレミアム HQCDで登場!

【収録情報】
ベートーヴェン:
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73『皇帝』
・「アテネの廃墟」からの「トルコ行進曲」の主題による6つの変奏曲ニ長調 作品76
・ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲の主題による12の変奏曲イ長調 WoO.71
 エミール・ギレリス(ピアノ)
 ジョージ・セル指揮、クリーヴランド管弦楽団(協奏曲)

 録音時期:1968年
 録音方式:ステレオ(セッション)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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もう語り尽くされた、言わずと知れた名演奏...

投稿日:2013/01/20 (日)

もう語り尽くされた、言わずと知れた名演奏。願わくば、最新リマスター音源使用でSACD化されんことを。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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ギレリスとベートーヴェンとは比較的近いイ...

投稿日:2011/01/25 (火)

ギレリスとベートーヴェンとは比較的近いイメージを私は持っています。そういうわけではありませんがギレリスが弾く「皇帝」協奏曲盤は何種類かあり手元資料を見て録音年とバックをメモしておきますね・・・・1957年ルートヴィッヒ/PHO、1958年ザンデルリング/LPSO、1968年セル/CLO(本盤)、1971年ベーム/CPO、1974年ヴァント/WGRSO、1976年マズア/USSRSSO・・・と言った具合です。さて、本盤はギレリス56歳、セル71歳の頃の演奏録音で双方円熟期、前者は鋼鉄ピアニスト、後者は精密機械バックという先入観を持って聴きだしましたがどうも様子が異なります(この辺りは先の東京の方のレビューにも触れられている通りです)。第1楽章の出だし・・・大変微妙なタイミングが面白く続いて余り構えを大きくしない伴奏がしっかりした構築性を見せますが機能一点張りではない処がセルが変化したのかと思わせます。ピアノも若い頃のバリバリ突き進むのではなく又フォルテパッセージでも「迫力」という次元から一つ飛びぬけた余裕を感じさせそれよりもデリケートな処を効果的に聴かせてくれます。第2楽章はコラール風にゆっくりした楽章なので当り前なのですが妙にシットリ過剰感を植えつけない処に好感を持ちました。続いて入って行く最終楽章でピアノの強靭さは少し戻りますがこの繰りかえし的な曲想の多い楽章に執拗さを与えません。マァ我を張るのではない肩の力が抜けた感じて゜〆に向かって音量を絞りティンパニーを一旦スローダウンさせた後のオーケストラの全奏でも微妙なタイミング(私の聴き方が悪いのかもしれませんが敢えて申し上げれば「ズレ」なのでしょう)がおもしろいです。彼らの変化しつつある本盤演奏・・・より普遍的になった・・・で往年演奏を聴き知る身としては正直複雑な気持もしております。演奏タイムは@20’13A8’57B10’31と他の演奏と顕著な過不足はありません。余白に入っている三つの変奏曲・・・「アテネの廃墟」からの「トルコ行進曲」の主題による6つの変奏曲(タイム7’14)、「森の乙女」のロシア舞曲の主題による12の変奏曲(同11’43)、創作主題による32の変奏曲(同10’28)・・・初めて聴く曲もありますがひよっとしたら結構力作揃いで本盤の目玉かもしれませんね。仕様改善も寄与しております、最高ランクにしておきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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クリーヴランド管弦楽団をセルの楽器と称さ...

投稿日:2011/01/11 (火)

クリーヴランド管弦楽団をセルの楽器と称されるまでに徹底的に鍛え上げたセル、そして、鋼鉄のピアニストとの評価がなされたギレリスの両者の組み合わせ。この両者が組んだ協奏曲は、何か血も涙もないような冷徹な演奏に陥ってしまうのではないかとの懸念もあったが、本盤を聴いて、それは杞憂に終わった。それどころか、実に懐の深い滋味溢れる名演に仕上がっていると言える。このような名演になった要因は、最晩年のセルの芸風にあると言えるだろう。確かに、1960年代前半までのセル&クリーヴランド管弦楽団の演奏は、精緻なアンサンブルが売りであった。オーケストラのすべての楽器の音が一つになるような鉄壁さは脅威とさえ言えるもので、私も、セル亡き後のクリーヴランド管弦楽団のコンサートにおいて、いまだにその残滓があることに唖然とした記憶がある。そうしたセルも、1960年代後半の最晩年になると、精緻なアンサンブルを維持しつつ、ある種の柔軟性が出てきたように思う。それが、単なる老化によるものか、それとも、芸風の深化によるものかは定かではないが、いずれにせよ、演奏に滋味豊かさが加わったのは事実である。そんな滋味溢れる名演の一つが本盤であると考える。そうしたセルの演奏に、ギレリスも見事に応え、ここでは、鋼鉄のピアニストの看板を投げ捨て、セルとともに、温かみのある演奏を繰り広げているのが素晴らしい。併録の小品は、鋼鉄のピアニストたるギレリスの面目躍如たる、強靭な打鍵をベースとした重戦車の進軍のようなパワフルな演奏で、やや力づくの嫌いはないではなく、こちらの方は名演とは言い難い。HQCD化によって、音質がより鮮明になった点は評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

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    Furtwangler / Bayreuth 1951

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