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Piano Concerto, 4, Etc, : Backhaus(P)Knappertsbusch / Vpo +wagner

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
107347
Number of Discs
:
1
Aspect
:
Normal
Color
:
Mono
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description

Knappertsbusch conducts soprano Birigt Nilsson, pianist Wilhelm Backhaus, and the Vienna Philharmonic in works by Beethoven and Wagner.

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Comprehensive Evaluation

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ブルーレイになつてこれが究極盤?一番初め...

投稿日:2016/05/05 (木)

ブルーレイになつてこれが究極盤?一番初めは我がTDKコアが世界に先駆けて、たぶん2002年12月に62年の全部、それから63年と63年ジークフリート牧歌と三枚のDVDを順に発売しました。レビューを見ると、ご存知でない方もをられるやうなので。  今度の編集には放送局のけたたましい開始ファンファーレが入らず、ホッとします。またこのサイトではヴァーグナーとベートーヴェンをまとめ直して演奏(上映?)する編集であるかのやうな表示ですが、そんなことはありません。実際の演奏順ですからご心配なく。  クナッパーツブッシュは拍手喝采がよほど嫌ひだつたのは、あちこちに書いてあります。指揮台に上がる前、丁寧な(そして優雅な)お辞儀を楽員に対し、そして客席になさるのですが、喝采に応へるのは全くダメ。といふ様子がこの映像でよく分かります。最初の曲のレオノーレを始めたくとも、ボスコフスキーが無視して!クナーに答礼を促してゐます。でそれをさせられて、客席が歓声をあげて開始となります。(別のクナッパーツブッシュの生涯のDVDでは、ミュンヘンの音楽批評家が何度もクナーと呼び、クではなく、ナーの方にアクセントがありました。だからクナと呼ぶのは正確ではありません。)  パルジファルの練習風景で、巨匠が左腕をねぢつて突き出しながら立ち上がる、見てゐるこちらが息を呑むシーンがありますが、このレオノーレのフィナーレのクライマックスでも同じシーンがあります。体の動きが少ないので有名なやうですが、椅子に座りながらも、じつとはしてしてゐられず、何度も座り直すかのやうなところがあります。だから何度も立ち上がつてゐるかもしれませんが。しかしクライマックスが過ぎ、曲がをはつても、息があがつてゐるやうなところは全くなくて、まず楽員に丁寧で優雅なお辞儀をされて、次いで聴衆の方を向き頭を下げて、直ぐ退場されます。  カメラはクナーばかりを写すといふことが、残念ながら全然ないので、退場したあと、戻つて来たのか、来ないのか確かとは分かりませんが、歓声があがつたのは、たぶん一度は戻つて来たのでは。  また第4協奏曲が終はると、近寄つて来たバックハウスの手を握り、何か言葉を交すと、ピアニストを置き去りにして、自分だけさつさと退場してしまひます。バックハウスはそのあと普通にオケに感謝し、聴衆に応へ、ひとりで退場し、またひとりで戻つて来る様子が映ります。とても可笑しい。  まるでミーハーみたいな事を言つてゐるでせうか?分かるだけでも、ボスコフスキーやバリリ、ブラヴェッツ、シュトラッサーが写つてゐます。オケのメンバーには三十代は殆どゐないのではないか、四十代、五十代、六十代ではないか。つまり皆戦争を経験して来た人たちで、カラヤンは既に大活躍してゐたのでせうが、重厚長大で、かつ真剣深刻な音楽を本物として来た人達ではないかと思ひます。楽しみが無いといふことではなく、焦点は楽しみ、娯楽にはないといふことです。クナッパーツブシュもバックハウスも剛直、剛胆といふほかないです。  感傷とは偽りの感情の意味だと、どこかで読みましたが、この第4協奏曲でオケもピアノも甘美で、ほんものの陶酔もあります。歌ひ回しが違つてゐるために揃はないといふところがありますが、相手に合せず、そのままで平気といふのも大したものといふ気がします。第二楽章、指揮者は本当はもう少しテンポを早くしたかつたのではないか。ボスコフスキーがそれを抑へてしまつたのではないか。ピアノはそのために伸び伸びと弾けたのでは?私の錯覚でせうか。  練習嫌ひで有名な指揮者ですが、ラヂオやレコードで音楽を聴いたりしてゐなければ、自分でピアノを弾くとか、オケと練習するとかせずにゐられたのか、本番だけで気が済むものでせうか。それも何だか不思議な感じがします。  ピアノが、Blu-Rayになつて美しく鳴るやうに感じます。(ついでに言ひますが、ArtHausの62年だけのDVDが発売された時、その冊子のゴットフリート・クラウス解説には、今度のBlu-Rayでは削除されたバックハウスについての部分があり、ザルツブルクに住んでゐた84才のピアニストとの会話の中で「信じてくれ、私の生涯で一日たりとこのト長調協奏曲の出だしを弾かずに来た日はなかつた。恐ろしく難しく、満足できたことが全くなかつたから。」と聞かされたこと。また「ベートーヴェンがソナタを16曲しか書いてゐなかつたら、私の人生は全然違つてゐたよ。」とも。以上ご紹介いたします。)

JCS さん | 神奈川県 | 不明

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ブルーレイになるのはたいへん喜ばしいこと...

投稿日:2016/04/25 (月)

ブルーレイになるのはたいへん喜ばしいことですが・・・あの・・・ジークフリート牧歌は?たしかどちらのコンサートで演奏されDVDにもなりましたが。 せっかくなら入れたほうが良いと思いますが。 わたしの勘違いでしたらすみません。

ニトロプレス さん | 愛知県 | 不明

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これすごい映像ですね。ボスコフスキーを始...

投稿日:2008/09/25 (木)

これすごい映像ですね。ボスコフスキーを始め、コンチェルトのある節でニヤニヤと楽団員が笑っている、指揮者の無表情の姿、ピアニストのオケを視るまなざし、一種のブラックユーモアでしょうか?  コンチェルトはお勧めではありません。けれど、レオノーレ、「愛の死」はいずれも絶品であり、秀逸です。ただ、このコンチェルトのクナの録音はカーゾンのそれも含めて、クナ流ですね。譜面をみながら、俺は俺の音楽をやるだけだ、というのがミエミエです。まぁ、そこがいいんじゃないかしら。

Tama さん | Vancouver | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

  • Furtwangler / Bayreuth 1951 German Edition. In 1951 Wilhelm Furtwangler twice demonstr... HMV&BOOKS online|Friday, January 1, 2008 21:20
    Furtwangler / Bayreuth 1951

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