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Fidelio(2 Performances): Bohm(1944)furtwangler(1953)/ Vienna State Opera

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
AN3090
Number of Discs
:
4
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

2つの『フィデリオ』(4CD)
ベーム&ウィーン(1944)
フルトヴェングラー&ウィーン(1953)

フルトヴェングラーとベームという『フィデリオ』に関わりの深い2人の巨匠による全曲録音を収録したボックス・セット。
 両方ともウィーン国立歌劇場のオーケストラとコーラスを指揮した演奏なので、9年違うとはいえ、比較が興味深いところです。
 ベームは、戦時中の1944年の有名な音源で、スケールの大きなトルステン・ラルフのフロレスタンと独特の存在感を示すヒルデ・コネツニのレオノーレが聴きもの。
 一方、フルトヴェングラーは、1953年10月12日のライヴ録音で、翌日からのEMI正規録音に向けての下準備も兼ねてアン・デア・ウィーン劇場で上演されたもので、EMI盤と配役もほぼ同じです。正規音源を使用したANDANTEレーベルならではの音質もポイントです。

CD1&2
・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲
 イルムガルト・ゼーフリート
 ヒルデ・コネツニ
 パウル・シェフラー
 トルステン・ラルフ
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 カール・ベーム(指揮)
 録音:1944年2月5〜7日

CD3&4
・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲
 マルタ・メードル
 セーナ・ユリナッチ
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン
 ルドルフ・ショック
 オットー・エーデルマン
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 録音:1953年10月12日

Track List   

Disc   1

  • 01. Fidelio, Op. 72
  • 02. Fidelio, Op. 72
  • 03. Fidelio, Op. 72
  • 04. Fidelio, Op. 72
  • 05. Fidelio, Op. 72
  • 06. Fidelio, Op. 72
  • 07. Fidelio, Op. 72
  • 08. Fidelio, Op. 72
  • 09. Fidelio, Op. 72
  • 10. Fidelio, Op. 72
  • 11. Fidelio, Op. 72
  • 12. Fidelio, Op. 72
  • 13. Fidelio, Op. 72
  • 14. Fidelio, Op. 72
  • 15. Fidelio, Op. 72
  • 16. Fidelio, Op. 72

Disc   2

  • 01. Fidelio, Op. 72
  • 02. Fidelio, Op. 72
  • 03. Fidelio, Op. 72
  • 04. Fidelio, Op. 72
  • 05. Fidelio, Op. 72
  • 06. Fidelio, Op. 72
  • 07. Fidelio, Op. 72
  • 08. Fidelio, Op. 72
  • 09. Fidelio, Op. 72

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Customer Reviews

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先ず、ベームさんの録音は1944年2月5日〜7...

投稿日:2014/01/22 (水)

先ず、ベームさんの録音は1944年2月5日〜7日にウィーン・コンツェルトハウスで商業用ではなくナチスの命令によって放送用に録音されたものと思われます。ベームさんの「フィデリオ」はウィーン国立歌劇場再開記念オペラ・フェスティバルの開幕を飾る実況録音もございます(ORFEO D’OR C 813 1021)。1955年11月5日の公演です。それに対してフルトヴェングラーさんの録音は戦後、1953年10月12日にアン・デア・ウィーン劇場で行われた実況録音です。フルトヴェングラーさんの「フィデリオ」は廃盤となってしまいましたが、1950年8月5日にザルツブルク祝祭劇場(現在のモーツァルト・ハウス)で上演された実況録音もございます。復刻が待ち望まれます。ベームさんは当時、49歳という壮年期にあり、気力の横溢した「フィデリオ」となっております。放送用録音とは言え、実況録音と違わぬ、燃焼度の高さが感じられます。歌唱陣のアンサンブルも見事です。テンポはやや早目ですが、決して早過ぎるということはありません。フルトヴェングラーさんの「フィデリオ」は死の前年、65歳での録音ですが、そうした翳りは微塵も感じられません。ザルツブルク音楽祭1950での「フィデリオ」と歌唱陣は全然違いますが、壮大で感動的な上演となっております。悠揚迫らざるテンポはフルトヴェングラーさんならではのもので、聴衆を興奮の坩堝と化す所は神秘性の面目躍如と申せましょう。何れも完成度が高く甲乙付け難いものです。序曲「レオノーレ」第3番からフィナーレへと一気呵成に盛り上がる推進力にはどちらの上演でも圧倒されます。ウィーン国立歌劇場合唱団も美しいですね。ベートーヴェンの唯一のオペラが素晴らしいと改めて感じ入った次第であります。そして、ベートーヴェン解釈に於いては他の追随を許さぬお二方の指揮を比較して更にこれ以上望み得ない歌唱陣の素晴らしさもご堪能していただきたく存じます。音質に問題はございません。

Wilhelm.F さん | 東京都 | 不明

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