CD

Complete Symphonies for Piano four hands : Piano duo Anastasia & Liubov Gromoglasova (5CD)

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TBRCD0123
Number of Discs
:
5
Label
:
Format
:
CD

Product Description


またもや快挙!
世界初ピアノ連弾によるベートーヴェン:交響曲全集(4手ピアノ連弾)
全てフランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ編!


2020年、世界初のピアノ連弾によるチャイコフスキー:交響曲全集でセンセーションを巻き起こした「ピアノデュオ、アナスタシア・リウボフ」の最新作。世界初の「ピアノ連弾によるベートーヴェン:交響曲全集」です。
 今回も「リモート・プロデュース、レコーディング・システム」でイタリア、マルティナ・フランカでスタジオ録音を成し遂げました。企画自体はかなり以前から決まっていたもののコロナ禍故に録音がままならず、この夏に一気に完了しました。曇りのないあらゆる角度から光を当てたような編曲で、ベートーヴェンのミニマリスト振りがはっきりします。そして緩余楽章の悲劇性や叙情性が強調されピアノ音楽としての楽しみもたっぷり。
 編曲者フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ[1850-1924]は、ポーランド出身、ドイツで学び名を馳せたピアニスト、作曲家、編曲家。再評価も高まってきており、ピアノ音楽を愛好する方はご存じの超ロマンティックなピアノ協奏曲を4曲も書いております。かのマーラーも一目を置く存在で自らソリストとして協奏曲第1番を演奏。ニューヨークでは作曲家のソロでピアノ協奏曲第4番の伴奏を務めているほどです。それ故にこの編曲達もどこかにロマンティックに傾斜した風情(敢えて言うならショパンチックな)もあり、物思いにふける秋の夜長に相応しい音楽です。
 録音はチャイコフスキー同様、名手コジモ・ガロッパが担当。ピアノはスタインウェイ。(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲全集〜シャルヴェンカによる4手ピアノ連弾編曲版


Disc1
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21(7:08/ 6:29/ 3:23/ 4:19)
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(14:19/ 14:39/ 5:56/ 11:49)

Disc2
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36(10:16/ 11:36/ 3:24/ 6:52)
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(5:39/ 9:54/ 5:34/ 10:06)

Disc3
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60(8:56/ 9:52/ 5:29/ 5:19)
● 交響曲第7番イ長調 Op.92(13:28/ 9:05/ 5:09/ 8:00)

Disc4
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』(9:46/ 11:49/ 5:27/ 3:47/ 9:37)
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93(7:44/ 4:17/ 4:52/ 9:59)

Disc5
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』(14:42/ 12:55/ 14:17/ 24:32)

 ピアノデュオ・アナスタシア&リウボフ(4手ピアノ/スタインウェイ)
 アナスタシア・グロモグラソヴァ、リウボフ・グロモグラソヴァ

 録音時期:2021年8月
 録音場所:イタリア、マルティナ・フランカ、フォンダチオーネ・パオロ・グラッシ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 録音担当:コジモ・ガロッパ

【プロフィール:ピアノデュオ・アナスタシア&リウボフ・グロモグラソヴァ姉妹】
グロモグラソヴァ(アナスタシア、リウボフ)姉妹は、ラトヴィアのリガで生まれた。2人はメディン音楽院で音楽を学び始めた。2004年にモスクワに移り、ミヤスコフスキー音楽学校のイヴェッタ・ユードヴィチのもとで学業を続けた。モスクワ国立チャイコフスキー音楽院を優秀な成績で卒業した姉妹は、同音楽院研究科のエレーナ・クズネツォヴァ教授のクラスで研鑽を続けている。
2005〜2011年、姉妹はエレーナ・ソロキーナ教授のクラスでピアノ連弾を学んだ。2006年、同デュオはニコライ・ルビンシテイン室内楽コンクール(モスクワ)で3位入賞。2007年、ロンドン国際音楽コンクールで優勝した。2008年、ショスタコーヴィチ室内楽コンクール(モスクワ)で2位入賞、ビヤリストク(ポーランド)での第4回国際ピアノ連弾コンクールではディプロマ賞を受賞した。
2008年以降、姉妹は《ロシア・パフォーミング・アート》協会から支援金を賦与されている。
2010年、同デュオはサン・マリノでの《アレグロ・ヴィヴォ》国際コンクールで上位入賞を果たした。2011年、ヴォログダ国際ピアノ連弾コンクールで優勝。2012年、《ドン・ヴィンチェンツォ・ヴィツィ》国際コンクール(イタリア)で優勝。
同ピアノデュオはモスクワを拠点に、国際的にも幅広く演奏活動を続けている。姉妹はモスクワ音楽院の格調高い《ボリショイ・ホール》《マリー・ホール》で定期的にピアノ連弾演奏会を開いており、その魅惑的な演奏スタイルと技法は、繊細な表現力とあいまって広く親しまれるようになった。2014年以降、《ヴァル・ディトリア》国際音楽祭、《ファンダツィオーネ・パオロ・グラーシ》芸術文化センター(イタリア、マルティナ・フランカ)に頻繁に出演している。
同デュオはバッハ、モーツァルト、メンデルスゾーン、シューベルト、シューマン、ショパン、リスト、ブラームス、ビゼー、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ルトスラフスキー、バーンスタインらの作品をレパートリーとしている。(販売元情報)


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グロモグラソヴァ姉妹(どうも覚えにくい名...

投稿日:2021/11/09 (火)

グロモグラソヴァ姉妹(どうも覚えにくい名前)の演奏はチャイコフスキーと同じく、BGMとして素晴らしい。けなしているのではなく、聞き流せるのに耳を傾けると聞き惚れてしまう、一流のBGMの域に達しているという意味である。ちょうどアルヘリチが田園の連弾を出したが、確かに目の覚めるような切れ味だが、でも落ち着いて聴きたい時もある。皆さん、クルレ○ティスとかロ○とか、鬼才指揮者の演奏を聞いていて、確かに面白いんだけど、わかったからもう何もしないでくれ! と思うことないですか? 何もしないオケが肩身の狭いこの頃、演奏者の感情の爆発を抑えて曲想に自ら語らせるようなピアノ連弾は、聴く者の心に好きに色をつけてみて、と促しているようで、とても楽しい。グロ姉妹のお二人には続いてシューベルトの交響曲を録音して欲しい。ところで、このレコード会社のパッケージや添付文書のデザインは独特で、これもアジと言えなくもないが、普通にデザインするのがそんなに難しいのだろうか? あと録音年が一部古く書いてあるのはなに?

みふちん さん | 福岡県 | 不明

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