Blu-spec CD

Beethoven: Symphony No.3 `eroica`.Etc.

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC20100
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
Blu-spec CD
Other
:
Limited

Product Description

Blu-spec CD(TM)で聴く、ジョージ・セルの芸術
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』、序曲集

完全生産限定盤

ジョージ・セルの唯一の来日公演(1970年)の際にもとりあげられ、その演奏解釈における美意識と、内燃する熱い音楽が聴衆の心をゆさぶったこともよく知られているところですが、このスタジオ録音の同じ『英雄』も、その素晴らしさでは群を抜いています。カップリングされた『エグモント』『コリオラン』『シュテファン王』という3つの序曲も透徹した名演で、Blu-spec CD(TM)の真価が発揮された1枚となっています。(ソニー・ミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・交響曲第3番変ホ長調 作品55『英雄』
・『エグモント』序曲 作品84
・序曲『コリオラン』作品62
・『シュテファン王』序曲 作品117
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音時期:1957年、1966年
 録音方式:ステレオ(セッション)

※Blu-spec CD(TM)は、ソニー・ミュージックエンタテインメントがBlu-ray Discの素材と製造技術を応用して開発した高品質CDです。お手持ちのCDプレーヤーでお楽しみ頂く事が出来ます。

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
これは凄まじいまでに凝縮化された演奏だ。...

投稿日:2012/09/02 (日)

これは凄まじいまでに凝縮化された演奏だ。セルは、トスカニーニを尊敬していたとのことであるが、かのトスカニーニの演奏を評してフルトヴェングラーが言ったとされる有名な言葉、「無慈悲なまでの透明さ」を見事に具現化した演奏と言えるのではないだろうか。このような引き締まった筋肉質の演奏は、外見だけに限って言うと、かのムラヴィンスキー&レニングラード・フィルによる名演(1968年)にも比肩し得ると言えるだろう。巷間「セルの楽器」とも称されたクリーヴランド管弦楽団の一糸乱れぬ精緻なアンサンブルが、かかる演奏の性格を更に助長することに貢献しており、ある意味ではこれほどまでに辛口で微笑まないエロイカは、他にもあまり類例がないのではないかとさえ感じられるほどだ。本演奏を従来CDで聴くと、1957年のスタジオ録音ということもあって、かなりデッドで色気がない音質であることから、血も涙もない無慈悲な演奏にも聴こえるところであった。加えて、当時のクリーヴランド管弦楽団の鉄壁の演奏に、ある種の人工的な技巧臭も感じずにはいられなかった。ところが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤、あるいはBlu-spec-CD盤で聴くと、DSDリマスタリングがなされたこともあって、人工的な技巧臭などはいささかも感じさせず、演奏全体の凝縮化された堅固な造型には変わりがないものの、各フレーズには豊かな情感が込められているのを聴くことが可能であり、必ずしも無慈悲で血も涙もない演奏には陥っていないことがよく理解できるところである。セルの芸術の真価を味わうためには、本演奏に限らず、高音質CDで味わうことが必要と言えるのかもしれない。いずれにしても、こうしたシングルレイヤーによるSACD盤、あるいはBlu-spec-CD盤で聴く限りにおいては、本演奏は、セル&クリーヴランド管弦楽団という稀代の黄金コンビの全盛期の演奏の凄さを味わうことが可能であるとともに、引き締まった造型美と凝縮化された内容の密度の濃さを感じさせる圧倒的な名演であると高く評価したいと考える。併録の「エグモント」序曲 、序曲「コリオラン」、「シュテファン王」序曲の3曲についても、エロイカと同様のアプローチによる引き締まった造型美と内容の充実度を感じさせる圧倒的な名演に仕上がっていると言える。音質は、前述のようにDSDリマスタリングを施した後に、シングルレイヤーによるSACD化、あるいはBlu-spec-CD化が図られたことによって、劣悪な音質の従来CDに比して各段に鮮明な高音質に生まれ変わった。このうち、現在でも入手可能なのはBlu-spec-CD盤であるが、音質はシングルレイヤーによるSACD盤の方が数段上であると言える。本演奏のCDをこれから購入しようとされる方は、可能であれば中古CD店などでシングルレイヤーによるSACD盤を購入されることを是非ともおすすめしておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

4
★
★
★
★
☆
やっと本腰を入れてくれましたね、SONY...

投稿日:2009/08/18 (火)

やっと本腰を入れてくれましたね、SONY様、ワルターやバーンスタインも結構ですが、鬼の洪牙利人セルでしょ、今までシングルレイヤーのSACDだったため評価がイマいちでしたが、時代はブルースペックでしょ、EPIC時代の不運をここではらすのじゃ、エロイカの中のエロイカという演奏、最近の冒頭のアタックの弱い演奏はもういらん、やっぱ出だしで勝負やないと。

0

Beethoven (1770-1827) Items Information

  • Furtwangler / Bayreuth 1951 German Edition. In 1951 Wilhelm Furtwangler twice demonstr... HMV&BOOKS online|Friday, January 1, 2008 21:20
    Furtwangler / Bayreuth 1951

Symphonies Items Information

Recommend Items