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教場x 刑事指導官・風間公親 小学館文庫

長岡弘樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094072044
ISBN 10 : 4094072047
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

伝説の刑事指導官・風間公親の右目が光を失った。かつて逮捕した男に逆恨みされ、千枚通しで襲撃されたのだ。その後、T県内では連続刺傷事件が起きているが、犯人は逃亡中だ。復帰した風間は、現場で厳しい指導を続ける。失格の烙印を押された新人刑事は「交番勤務」に逆戻りだ。母親を失った少女の息づかい、生まれたばかりの乳児の火傷痕、放射線を観測する「キリバコ」―風間は、難事件の真相を完全に見通している。月9ドラマ「風間公親―教場0―」原作にして、風間に警察官人生最大の転機が訪れるシリーズ第五弾。

【著者紹介】
長岡弘樹 : 1969年山形県生まれ。筑波大学卒。2003年「真夏の車輪」で第二五回小説推理新人賞受賞。08年「傍聞き」で第六一回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。『教場』は2013年週刊文春ミステリーベスト10国内部門第一位を獲得、2014年本屋大賞にもノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イアン

    ★★★★★★★☆☆☆隻眼の鬼教官・風間公親の刑事指導官時代を描いた「教場」シリーズ第5弾。刑事指導官として後進の育成に当たる風間。その頃近隣では千枚通しを用いた通り魔事件が連続し…。倒叙形式のため冒頭から犯人や殺害方法を開示する一方で、犯人すら気付かなかった小さな綻びから事件解決の糸口を見出していく。それは偶然の産物だったりご都合主義的だったりするのだが、伏線が丁寧に張られているのでエンタメとしては面白い。『教場2』や『風間道場』の表紙に描かれた風間と比べると、本作のそれは随分とあの人物に寄せられている。

  • 遥かなる想い

    ドラマ化に伴い 読了。 安定した展開が心地良い。 新米刑事を指導する風間公親 登場の 緊張感が 推理小説における名探偵登場の 雰囲気に似ている。 犯人逮捕に加えて、後進育成という 観点で推理は進む…警察学校勤務前の 新米刑事育成の日々を 淡々と描いた 短編集だった。

  • TAKA

    こんなに続くとは正直思ってなかった。先にドラマで見ていたのとほぼ同じだったので新鮮味はなかったですけどなんとなく癖になるシリーズではあります。倒叙ミステリー形式ゆえに風間の凄味が倍増するんじゃないかな。警察学校の方が好みではあるんだけれど。

  • 小説を最初に書いた人にありがとう

    教場シリーズ、県警の捜査一課の風間刑事のもとに若手の刑事が実践の捜査を通して学びに来る風間道場の短編集。臨場した時には筋が読めているかのような風間とプレッシャーと戦う若手刑事の推理はどれも楽しめる。今作は加害者に罪を犯す理由に同情の余地があるものばかりで解決後の犯人の未来が気になる。ドラマの風間役の木村拓哉がはまり役で頭に浮かぶ、2023春に連ドラ化も決まったようで楽しみに思いつつ読了。

  • dr2006

    風間公親が警察学校の教官になる前の話。実際の犯罪を教材に新任刑事を教育する姿は、教場シリーズの「エピソード.0」とも云える。全6話とも、まず被疑者の視点一人称で犯行の場面が描かれ、その捜査を、風間が新任刑事に指導するという展開だ。捜査の場面は各々新任刑事の視点で描かれるため、本作の主題が謎解きではなく風間の教育手腕だと気づく。変わったプロットだけど、教育プロセスとミステリー回収のバランスが良くライトで読み易い。シリーズ第一弾を読んでいなくても楽しめる一冊だと思う。この様な短編プロットでもう何編か読みたい。

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