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21世紀版少年少女古典文学館 第4巻

興津要

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062827546
ISBN 10 : 4062827549
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

親しみやすい現代文で古典の世界を再現し、日本の古典文学に初めて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集の決定版。本巻は、鋭い知性と感性にあふれた日本初の随筆文学「枕草子」を収録。

【著者紹介】
大庭みな子 : 1930年、東京都に生まれる。転校体験の多い少女期だったが、数多くの文学作品に親しみ、津田塾大学へ進む。小説・演劇・詩に熱中、創作もはじめる。1968年、アメリカの市民生活を描いたデビュー作『三匹の蟹』で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。ほかにも、『がらくた博物館』で女流文学賞、『寂兮寥兮(かたちもなく)』で谷崎潤一郎賞、『啼く鳥の』で野間文芸賞、『津田梅子』で読売文学賞、『浦安うた日記』で紫式部文学賞などを受賞。2007年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    日本語って清少納言の頃も現在も美しい!好きな段の一つ、第二三二段。月の明るい夜、牛車で川をわたると、水のしぶきが水晶のわれたようにくだけちってかがやく。まざまざと眼前に景色が浮かぶ文章。孫と一緒に読みたい一冊。

  • fu

    あらためて読むと、初読みした子ども時代とは違う側面に気付かされる。そもそも人に見せる為に書いたのではなく、本音で思うがまま書き溜めていたにも関わらず心ならずも世に出た作品、と清少納言本人が言うように、胸中に秘めておきたいようなことも率直に綴られている。現代の一般庶民とは異なる社会概念や尺度、文化が垣間見える。

  • 花林糖

    (図書館本)面白いのだろうけど大庭さんの訳が合わないのか、何度か挫折しそうになりながら読了。各段最後にある大庭さんの感想も省いてほしかった。このシリーズ好きなんだけれど残念。

  • スズコ(梵我一如、一なる生命)

    春はあけぼの、、、くらいしか知らなくて、でもその素晴らしさに憧れていました。また、このシリーズの源氏物語も素晴らしかったので、期待大でしたが、今回は外れました。原文の流れるような美しさが現代語訳で失われたからか、作品そのものよりもそこに流れる宮廷文化への憧れ加算が作品の評価を高くしていて、権力への俗物さなど本来自分が辟易するものはそのままそこにあってより醜く感じたからか、清少納言への苦手意識も強くなった。単に大庭みな子さんが合わないのかな、、、、。別のものをチャレンジしてみたい。

  • 頼ちゃん

    久しぶり。とりあえず訳で。華やかな宮中の描写の段にも、実は定子が不遇になっていた時期に書かれている段があることに気づいた。しかしその様子はなくて華やかで定子は美しく魅力的。清少納言はわざとそう書いたのだな。原文でも読もう。

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