北海道から九州までの山々を駆け抜けていらして、やっぱり大変なお仕事だったろうなぁと思う。各地の拝むの専門職の神様と呼ばれる人々、大蛇にエンコ、砂かけ婆ぁと怪しいものがてんこ盛り。怖い霊と、来てくれたんかぁの親しかった人の霊などなど、様々な山怪話に今回も買ってよかったと思える内容でした。これで最後かぁ…もっと読んでいたかった…

山怪1巻2巻3巻と揃えて持っとります。遠野物語よりはメルヘン色少なめですが、ミミズ素麺を食べていただとか、狐に化かされたとか、山女にあったとか、どことなく遠野物語っぽ…普通の怪談よりずっと興味ありますこういうの。しかも普通の怪談と違って、怖がりの自分でも3冊読破できましたので秀逸！！4巻目は朱でいいのかな？購入しようと思っています。山は怖いけど、現代にあっても怖いからこそ覗きつくせない神秘があると思います。いいね山怪！！