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山怪 青 山人が語る不思議な話

田中康弘

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635320184
ISBN 10 : 4635320189
Format
Books
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代版『遠野物語』、待望の第五弾!現在形のフォークロア。10年の時を経てついにシリーズ最終作か!?

目次 : 1 北のまほろば(北海道・占冠村/ 青森県・旧戸来村/ 白神山地南麓/ 鳥海山/ 山形県・真室川町/ 肘折温泉/ 山形県・川西町/ 仙台近郊)/ 2 追憶の山並み(東京近郊/ 富士五湖/ 赤城山周辺/ 上州北部/ 越後・魚沼/ 信州北部/ 木曽山中/ 信州・伊部/ 大井川上流部)/ 3 蒼然たる森(三重県・大紀町/ 伊勢本街道/ 神戸近郊/ 石見の国/ 四国山地/ 阿蘇/ 九州山地)

【著者紹介】
田中康弘 : 1959年、長崎県佐世保市生まれ。礼文島から西表島までの日本全国を放浪取材するフリーランスカメラマン。農林水産業の現場、特にマタギ等の狩猟に関する取材多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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北海道から九州までの山々を駆け抜けていら...

投稿日:2025/08/07 (木)

北海道から九州までの山々を駆け抜けていらして、やっぱり大変なお仕事だったろうなぁと思う。各地の拝むの専門職の神様と呼ばれる人々、大蛇にエンコ、砂かけ婆ぁと怪しいものがてんこ盛り。怖い霊と、来てくれたんかぁの親しかった人の霊などなど、様々な山怪話に今回も買ってよかったと思える内容でした。これで最後かぁ…もっと読んでいたかった…

ojisan さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    このシリーズを読んでいると 恐ろしい話も多いが私はむしろ他の不思議な生物や現象に興味がある。 それは、ツチノコやキツネに騙される、大蛇伝説が全国各地にあるということ。 科学的には究明されていないので頭から信じないことが多い。 私の住んでいる近くで1実際に川に浸かってキツネにだまさてていた人の話や ツチノコ目撃談がある。全国に古くから同じ話があるので そういうものが存在すると思いたい。人はなんでも出来て、知っているといった 思い上がり。まだまだ知らないことがたくさんあることを知っておきたい。

  • たいぱぱ

    山で生活してる人達に聞いた奇妙で不思議な話を集めた「山怪」の最終章。人々の生活様式の変化により「山怪」が少なくなってきたなんて、なんだか寂しい。こういう話って日本人のDNAレベルに組み込まれた文化である気がして、ゆっくりと故郷がなくなっていく感覚です。最終作で印象的だった話は山形県の時々現れる虹色の橋を渡る話と、怪異が多いその地域の昔の正式名称が「化け物平」だったこと。歴史学者・磯田道史さんの著作で、今は違っても昔呼ばれていた地名にその土地の歴史が隠されてると読んだこともあるので深く納得してしまった。

  • ポチ

    山怪シリーズもこれで最後なんですね。昭和の頃にあった不思議な事は今では、年配者の記憶や言伝にしか残っていなくて、それもいずれ消えてしまうのか…。寂しいですね。何らかの形で残り続けて欲しいです。

  • よこたん

    “方位はちゃんと調べてから行動しないとあぶねえんだよ。方向がいけないと釘一本打っちゃなんねえ。木切っても駄目だしな。石一つ動かして死んだ人もいるだよ” 昔からの言い伝えを、そんなの迷信だよと侮ってはいけない。けれど、言い伝え自体が伝える者なく消え去っていけばどうなるだろう。自然への畏れ敬う心を忘れ、狼藉を働き続けると、いつか恐ろしいしっぺ返しを食らう羽目になるのでは、と危惧している。第5弾かつ最終巻。狸の邪悪さ、ヘビの執念、切れない木、山での怪異はほんとぞっとする。「謎のスキーおばさん」が超怖かった。

  • アカツキ

    日本各地の山の怪異を聞き集めた実話怪奇譚5作目、最終巻。ついにこの時が来てしまったか…。化かされたり、祟られたり、いつもの感じが実家のような心地良さ。不気味だったのは新潟県魚沼のスキーのおばさんが悪質化しているという話。悪霊なのか魔物なのか…怖い。好きなシリーズの円満完結を祝したいが、寂しく思う気持ちの方が今は大きい。

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