Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 芳樹

  読了日：2021/11/06

  人類の夢を背負ってレフとイリナが遂に月へ！”Fly you to the moon.”の”you”には我々読者も含まれていたように思います。レフとイリナ、バートとカイエ、ローザそしてチーフ。皆の「それから」も気になりますが、これ以上は蛇足でしょう。とても素敵な物語でした。月を見上げるたびに、この小説を思い出すに違いない。

• よっち

  読了日：2021/10/19

  最終ミッションへ向けて着々と準備が進む、共和国と連合王国による共同計画「サユース計画」。そして計画はついに最終ミッション=月着陸船搭載ロケットの打ち上げの日を迎える第七弾。イリナへの想いを告げることを決心、ともに彼女の故郷の村へと赴くレフ。共和国製宇宙船を連合王国製コンピュータで制御する難題解決に成功したバートとカイエ。なかなか緊張感のある展開でしたけど、パートナーとしっかり向き合いながら、これまで関わってきた多くの人の想いを乗せて、月へと向かう展開にはぐっと来るものがありました。次回作も期待しています。

• ＭＦ

  読了日：2023/04/17

  １９６０年代に宇宙への挑戦でしのぎを削ったソ連とアメリカをモデルとした仮想国家の物語の５巻と６巻の間に同時代の日本をモデルとしたスピンオフ１冊が挟まれているという８巻シリーズです。全巻通して最終的に印象に残るのが著者の最もいい意味での冷静さ。８巻それぞれの抑揚や緩急だけでなく、シリーズ全体のそれらが見事に決まっていて素晴らしい！　ワーグナーの巨大な楽劇を本当に優れた演奏陣で聴いた時のような充足感がありました。

• サケ太

  読了日：2021/11/06

  非常に良かった。今までの全てをかけた挑戦。それぞれの抱いたもの。イリナとレフの関係性。表紙が素敵。ここまで読めたことを感謝。

• TERU

  読了日：2022/01/11

  『月とライカと吸血姫7巻 月面着陸編・下』 読みました。 アニメが放送されている時にこの7巻（最終）が発売されたのですが、気持ち良く終わる為にアニメ終了まで読むのを溜めていました。 アニメではレフとイリナが人類初の有人飛行を成し遂げる所までがアニメ化されました。（2巻）その後はもっと多くの人の夢の終わりと始まりが描かれていき、レフとイリナ、二人の夢は『月』に行くことです... 『月とライカと吸血姫』第1巻が発売されたのは2016年。初めて読んだ時の感動は今でも覚えています。

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