ジャズが大好きで普段から良く聴いていますが、このアルバムは、ヒーリング・ミュージックのアルバムを制作している会社の作品ではありますが、単なる癒し系のアルバムとは随分と違った印象がしました。全体的には、聴きやすいのは勿論なんですが、音楽的に濃い演奏内容のものまで、色々な雰囲気が楽しめます。 　本格的なジャズのアドリブや雰囲気を楽しめるのは「スピーク・ロウ」「酒とバラの日々」「枯葉」「虹の彼方に」「星影のステラ」「モーニン」「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」「バードランドの子守唄」「ダニー・ボーイ」で、メロディをあまり崩さず弾いているのは「マイ・フェイバリット・シングス」「「この素晴らしき世界」「ひまわり」「サマー・タイム」「スマイル」「ムーンライト・セレナーデ」と言った感じです。 　後は3曲でジャズ・ギターの演奏が入っていて、これがジャズの雰囲気をよりいっそう醸し出しているように思います。楽器編成も、ピアノ・ソロ、デュオ、トリオ、カルテットと、色々な編成が楽しめます。基本的には聴きやすい内容で、仕事を終えてから自宅でお酒を飲みながらリラックスして聴くのに、バッチリなCDですね！表紙のジャケットもお洒落で、これは愛聴盤になりそうです！

ピアノトリオの演奏を中心に、心地良さと美しさが感じられる静かなジャズ・テイストのヒーリング・ミュージック！5曲のスタンダードと5曲のオリジナルが収録されていて、BGMとしてだけでなく純粋に音楽を楽しむ為に聴くも良し。ジャケットの雰囲気通りに大人の落ち着いた音楽が味わえます。