Books

村岡花子 「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを送りつづけた評論家 文藝別冊

村岡恵理

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309978246
ISBN 10 : 430997824X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主人公・村岡花子の波瀾にみちた生涯、女性のために献身した知られざる素顔に迫る。決定版!

巻頭グラビア
村岡花子アルバム
花子と赤毛のアン

【アンと私】
山田詠美/「『アン』体験ありますか?」
柴崎友香/想像すること──それは憧れや意志を強くもって成長していくための聖域

【花子と私】
熊井明子/花子・アン・シェイクスピア
早川茉莉/しあはせよ返つてお出で、よろこびよ、生きかへつて元氣に跳ねてをどつてごらん。

【論考】
本田和子/村岡花子
久米依子/村岡花子と少女文化──少女雑誌から『赤毛のアン』へ

【花子の言葉】
光に向かう
清少納言
わが少女の日
好きな花
パール・バックの母
エミリ・ディキンスン
ルイザ・メイ・オルコットについて
家族生活さまざま
ヘレン・ケラー女史に学ぶ
〈対談〉徳川夢声×村岡花子/問答有用

【女性たちへのエール】
〈対談〉  平林たい子×村岡花子/失恋を悲しむなかれ!
〈対談〉  大浜英子×村岡花子/今年の身の上相談を決算する
〈対談〉  中原淳一×村岡花子/ある少女の手紙をめぐって──正しく生きるための少女の悩み
相談にあらわれた女性問題
計画産児運動の道をたどる──サンガー夫人のことども
生活を守る婦人の一票
〈対談〉  市川房枝×村岡花子/十月選挙と婦人の一票

【母の記】
日記より
六年の追憶──母の詠草より
道雄へ
よく来ましたね!
お母ちゃま、いってらっしゃい
少女の目
「しつけ」をめぐる雑記
母のよみものについて
家庭教育をめぐって
友だちとしての少年少女
十代の娘たちの危機
親と子の間
教師と恋愛
教育をめぐる随想
二十一世紀

【悼詞】
はぐくみ編集部/村岡花子先生訪問記
八木令子/村岡花子先生葬送記

村岡花子略年譜

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kitten

    バーゲン本で購入。柚木麻子さんの「ランタン」にも出てきていたので、気になって買ってみた。もちろん、赤毛のアンの翻訳者として有名なんだけど、そのほかにもいろいろたくさんの仕事をしていたらしい。日本の戦後教育に関わる話も多い。男女共学が進んだ時代だからだろうなぁ。性教育に関する話もあるけれども、結局日本はこの時代からあまり進んでいないような気がするな。家庭文学には、女流作家が多い。

  • ちいさな図書館

    今とは全く状況が違うはずなのに、村岡花子さんの言葉はとても新しく響く。なぜなんだろうと考えて、やはり自分の中から出てきた言葉だからなのだろうなと思った。そして時代が巡ってまた変化の時にきているから、改めて響くのかもしれないな。

  • まなまな

    生きた時代が違うのに、今なお頼りになる考え方の持ち主、村岡花子。自分から幸せを求め、人生を自分の足で歩いた女性なんだな、としみじみ尊敬。あまりにも落ちてるときに読むと自分が嫌になる。「清新な」という言葉が随所に見られ、気持ちよかった。良い言葉だ。

  • 雪子

    村岡花子さんの人生や世の中に対する考え方が文章で豊富に綴られています。恋愛、政治、子育て、教育と話題は多岐にわたっており、彼女がどの事柄においても自分の考えをしっかりと確立していたということがうかがえました。長男の死を悲しむ歌や手記には胸が締め付けられる思いがあったと同時に、この切実な悲しみをまっすぐに吐露した言葉に、どれだけの子を亡くした母親が元気づけられたかと考えずにはいられませんでした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend