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騎虎の将 太田道灌 上 徳間文庫

幡大介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198946180
ISBN 10 : 4198946183
Format
Books
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
幡大介 ,  

Content Description

応仁大乱に先んじて、千々に乱れた関東。そのなかで出色の才覚を現した武将・太田道灌の壮絶な生涯を描き尽くす戦国大河小説!


【著者紹介】
幡大介 : 1968年栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • coolflat

    物語は結城合戦(1440年)から始まるが、これに至る前段階の犬懸上杉禅秀の乱(1416年)〜永享の乱(1438年)の説明に前半部分を割いている。後半は太田道灌(資長)が活躍する享徳の乱(1454~82年)における、江ノ島合戦〜分倍河原の戦い〜江戸城築城までを描く。京の将軍府と鎌倉府の関係、鎌倉公方と関東管領の関係、関東管領家・犬懸上杉氏−山内上杉氏−扇谷上杉氏の関係など、理解しやすい。また室町幕府の政治機構や制度の説明(政所、半済令、土倉など)がその都度わかりやすくなされるので、初学者にとってはうってつけ

  • 熱東風(あちこち)

    とても面白い!/第2章までは太田道灌(資長)は殆ど出てこない。その代わりに(?)15世紀半ばの関東情勢を丁寧に描写してくれている。それがとても分かりやすく、この時代が苦手な人でも読みやすいように工夫されている。例えば同じ苗字の人物が複数出てくる太田氏や長尾氏など、登場するたびにそれぞれの関係性(親子・兄弟等)を説明してくれる。いちいち巻頭の人物紹介を参照する必要がないのでスムーズに読み進められる。人物のみならず、中世の世界観・風習など軒並み丁寧な説明があるので、物語にのめり込める。/(下巻に続く)

  • 竜玄葉潤

    関東出身の人ならば知らない人はいない太田道灌、でもその実像はほとんど知られていないと思う。子供時代に岩槻に住んでいた身としては、初めてまともに知ることができた。

  • うたまる

    「わしは鎌倉に戻れば元服する。仏に仕えるのをやめて武士となるのだ。朝(あした)からは、阿修羅道に生きる者となる」……享徳の乱を制した関東の英雄、太田道灌を描く歴史小説。さほど期待していなかった分、その面白さに舌を巻いた。関東におけるややこしい歴史的背景と入り組んだ血縁関係・主従関係を軽々と解きほぐす筆力は、著者の力量を十分に感じさせる。加えて室町時代の軍事制度や武士の収入源についても目配りが効いており、物語に厚みと重みを与えていた。この混迷の時代を阿修羅となって切り拓いていくひねくれた道灌の造形も良し。

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